ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■7978,閑話小題 〜 殺伐とした事件が…
最後の命綱。清算過程の代行で引き受けて… 肩の荷が下りて何もすることはない。
親戚の倒産の七転八倒は、これが無かったため、それは凄惨だった。』と。
地元では長岡西病院が、この末期専門と聞いている。 同級会などで、死の話題
を出すと、まず嫌われる。恐ろしいのである。同年代なら、普段から、笑い話で
気軽に話題にすべきこと。 その面では、9割以上が救いようがない『 』。
知っているかどうかで、苦痛の濃度が全く違ってくる。最後は1人称の問題。
その瞬間、1・5人称と思っていた隣人が・『私は、暫くしての問題』と独り??
のが人間の残酷なところ。どのみち、逝くのは逝く。助かるのは一刻の合い間だけ。
なるようになる!
こんなこと、毎日毎日、書いていることに改めて気づいたが…
で、また偶然だが、以下に続く…
・・・・・・
6525,閑話小題 〜年寄り川柳が身に染みる御年頃ですか… 〜2
2019年01月25日(金)
* 当事者になって読むボケ川柳
前回のボケ川、どれもこれも、身に染みることばかり。ネット検索に、
これまでの秀逸の面白いのを拾ってあるのを見つけた。これが、味わい深い。
‘徘徊と噂されて散歩を止め’‘起きたけど寝るまでとくに用もなし’など、
何ともほろ苦い。ネットサーフィンで、秀逸な川柳を集めたのがあった。
20年前に、新潟郊外で、時計修理屋をしている知人の店の近くに寄った際に、
孫を抱いている姿に我が老いを垣間見た。53歳の頃だったが、好々爺そのもの。
それじゃあ、現在に私は? 老いは、笑い飛ばすしか術が見当たらない。
≪ シルバー川柳は17年目になり、毎年約9000作品の募集の中から20作品が
入賞作品として掲載されています。その中でも傑作といわれる面白いものや
時代のニーズを取り入れたものなどを紹介します。
・すらすらと嘘が言えますボケてない
・見くびるな賞味期限は切れとらん
・人恋し恋とは違う人恋し
・三回忌頃から光る未亡人
・合コンだ入歯みがいて紅さして
・耳遠くあの世のお呼び聴こえない
・驚いたあの人あの年あの色気
・徘徊と噂されて散歩を止め
・妻が書く老後の計画俺イナイ
・手をひいたつもりが孫に手をひかれ
・流行語覚えたころはすたってる
・年賀状書かねばあの世とうわさされ
・「ボケちゃった!」難を逃れる名セリフ
・おれおれと名のって妻にすぐ切られ
・いびきより静かな方が気にかかり
・この動悸昔は恋で今病
・年寄りに渡る世間は罠ばかり
・食事会薬でしめておひらきに
・「アーンして」むかしラブラブいま介護
・若者と料金同じ理髪店
・お迎えはどこから来るのと孫が聞く
・誕生日ローソク吹いて立ちくらみ
・万歩計半分以上探しもの
・起きたけど寝るまでとくに用もなし
・ガガよりもハデだぞウチのレディーババ
・LED使い切るまで無い寿命
・お迎へと言うなよケアの送迎車
・子は巣立ち夫は旅立ち今青春
・どこで見る東京五輪天か地か
・マイナンバー ナンマイダーと聴き違え
・アルバムに遺影用との付箋あり
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▼‘驚いた あの人 あの年 あの色気’大方は‘色気’より‘毒気’に…。
即興で一句…‘真顔の孫 面と向かって いつ死ぬの’ ありそうな川柳。
‘どこで見る東京五輪天か地か’も、古希を過ぎた現在笑ってはいられない。
夫婦喧嘩も、老いる度に殺気度が高くなっている今日この頃! そろそろ、
遺影用の写真でも撮りますか? いや、パスポートの紛失用があったか?
01月25日(水)
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