ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■7977,閑話小題 〜例年のように、冬期の落込みですか!
* 何となく老齢期に…
出身地の長岡にUターンをして老齢を向え、子供の頃の同級生などと邂逅する
機会が多いこともあって…70数年を俯瞰すると、子供の頃の体験で、人生が
決まっていた感がする。少年期に両親の片方が亡くなることによる、家庭環境の
激変である。 片親による性格の歪みからくる虐め問題である。一番そのことを
自覚出来る年齢に到達したといいうこと。 本人の心の疾しさに直面するが。
それにしても、子供の虐めは残虐の際になる。母親か両親の役割を担わなくては
ならないが、所詮は無理! そこに歪みが出てくるが… 子供心には、それが理解
できない。それが身近な弱者に向かう。 数十年ぶりに出会った同期生に聞いた話。
以前にも書いたが、父親が暴飲暴食で、博打打ち!お金を一切、家に入れずに家庭は
火の車! 周囲は、長男の自分を家長として期待しているため、中卒で地元の
大企業の現場働き。当然、進路指導で、夜間高校を卒業。そして地方公務員試験を
得るため、働き、無事、地方公務員に! その中で消防署の条件が良いと…
そして無事、勤め上げて、定年をむかえた!という話を聞き、何やらショックを
受けてしまった。倫理観が非常に強い、男の話である。人間の価値とは何で決まる?
何やら小さな世界の価値観で生きてきたのは私自身ということか!と…
学生時代に、苦学生の巣窟のような早稲田の寮に縁あって過ごし、様々な人種と
邂逅してきたが、それでも、選ばれし人たち。何やら、両親の教養、資産、地方
名士の世界。何とまあ、その高潔さは、独り嘯くのも選ばれし者たちの枠組み内
でしかない。まあ、今さらだが、己の世界の卑小さに、ボンクラに、この年齢で
気づいているだけ。そう割り切り、自戒すれ肩の荷が下りようモノ。
・・・・・・
7638,閑話小題 〜潜る能力 −2
2022年01月24日(月)
* 『深い人』『浅い人』は何が違うか
< 教養とは雑学や豆知識のようなもの ではありません。自分の中に取り
こんで統合され、血肉になった幅の広いもの。教養度の問題にかかわってくる。
鍵となるのは、物事の本質を捉えて理解する能力です。それは読書から得られる
力です。教養が人生まで生きてる人が教養人です。>
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▼ 最近、TVなど主に公共の広場でのバイオリンや、ピアノの即興の演奏をして
いるのを見かける。そこでは母子連れが熱心に聞き入っている。そういう場面は、
教養度が高くなければ成立しない。江戸時代の絵画に、庶民が立て看板の前で、
書状を読んでいる絵画をみて、西欧人が驚くのがある。一般庶民でも、識字が
出来ている文化に…である。学歴ではなくて、学力の普及度合いが問題。
このところ、好き放題、眠った結果か、昼夜関わらず、半睡眠状態で横たわる
機会が増えている。そして、様々な半端の出来事を考える。同じ場面のことも、
数回、考えた後で、違った解釈が出ることになる。これが、面白い。当然、二度、
三度、考えると、角度が違ってくる。その角度の違いこそ、再考の良いところ。
角度こそ、考える上に必要となる。その機会は、読書で得ることで手短になる。
・・・・・・
6524,閑話小題 〜年寄り川柳が身に染みる御年頃ですか…
2019年01月24日(木)
68歳の頃、現在の私と同じ73歳の元社長が亡くなった。若い頃の豪遊が祟って
その数年、顔を合わせる度に、弱弱しくなっていた。その直後に訃報を聞いたが、
その頃、「年寄りとは、自分より5歳年上をいう」と含蓄ある道理?を、聞いて
いて、成る程と思っていた。50歳半ば辺りまでは、「老人とは、他人のこと!」
と思っていたが、成る程、腰の重さが日ごと進み、鏡には、凄く老けた老人が
存在している現実が…。 …で、呆け川柳を調べるとあるある。あと二年で、
後期高齢者なら、れきっとした老人である。老化とは、病気の進行である。
第18回(平成30年:20作品
・デイサービス「お迎えです」はやめてくれ 相野正(男性・大阪府・68歳)
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01月24日(火)
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