ID:54909
堀井On-Line
by horii86
[385646hit]
■7569,読書日記 〜孤独な群衆 ―A
赤色がシンボルカラーの共和党のトランプがまず優勢となるが、郵便投票
の集計が進むにつれてそのリードは蜃気楼のように消えてシンボルカラーが
青色の民主党バイデン候補が勝利するというシナリオである。
それとは逆に、投票日前から郵便票や期日前投票の集計が行なわれている州
ではバイデンが序盤先行する「ブルーミラージュ」現象も起きることになる。
問題は赤青どちらの蜃気楼が最後まで消えずに残るのかだが、その主戦場は
大統領選で常に最も注目されるフロリダだ。 全米支持率で劣勢のトランプに
とって絶対に勝たなければならない州である。だからトランプは昨年秋に税金
逃れも兼ねて住民登録をニューヨークからフロリダ州に移している。
フロリダは所得税、相続税ゼロ。金融犯罪捜査も手ぬるい租税回避地。
同州最大の都市マイアミのすぐ北側にはトランプの名前を冠したホテルや
マンションがずらりと建ち並び、日米首脳会談の開催地で日本でも有名になった
トランプご自慢の別荘「マール・アラーゴ」もフロリダ州パームビーチにある。
● フロリダ州司法長官に トランプが多額の寄付
早い時期からトランプはフロリダ州に目をつけ、人脈開拓にも熱心だった。
例えば、トランプが創設した不動産スクール「トランプ大学」の詐欺問題を巡り、
フロリダ州司法長官パム・ボンディに多額の寄付をしていたことが明らかに。
さらには大統領になって自らに対する弾劾裁判の可能性が浮上すると、すぐさま
同氏を特別顧問に雇い入れた。このあたりがトランプのずる賢いところだ。
フロリダは選挙開票の不手際でも知られている州だ。2000年のブッシュ対ゴア
米大統領選では、再集計を巡って泥沼の法廷闘争の末ようやく連邦最高裁判断で
ブッシュの勝利が確定した。これも再選を狙うトランプには好都合だ。
民主党支持者が圧倒的に多いといわれる郵便投票を「選挙詐欺だ」と言って
有権者に疑問を抱かせ、2000年の法廷闘争の再現を狙っているのだろう。現在は
9人の最高裁判事のうち6人がトランプに有利な保守派である。
開票半ばで一方的に勝利宣言をして郵便投票の開票を打ち切るという暴挙に
出る可能性もある。マフィアとの繋がりもささやかれる弁護士を使って訴訟を
連発して相手に圧力をかけるのは不動産業時代からのトランプの得意技だから。】
―
▼ 決着に時間を要するだけ、アメリカの分断が大きくなる最悪に近い状況。
直接選挙制度のマイナスが、寄集め国家の弱点(いや、長所でもある)有り体が、
ここで露出してしまった! ある意味で、アメリカは強い国である。
・・・・・・
6809、読書日記 〜具体と抽象 −2
2019年11月05日(火)
<『具体と抽象』 ―細谷功・著>
* 抽象化能力は、世界が変わってくる
学校教育は、具体と抽象の行き来をベースに出来ている。また私たちの
言語活動も然り。しかし、これを正面だって取り扱うことはほぼ無い。
これを書き続けていると、その濃度が高くなりがちで、第三者との違和感が
否めなくなってしまう。特に、初対面の人との会話が嚙みあわなくなる。
抽象の世界は具体の世界と違って、見えている人しか理解できない。
「相互理解は、ほぼ不可能である。」 抽象能力が、ある程度ないと、理解が
不愉快になるだけでなく、反発して、リピーターになる前に、暗い、哲学的と
決めつけ、二度と戻ることはないのだろう。具体的=善。抽象化=悪という
とんでもない誤解が固定観念として我々に沁みついている。
大学の「大」は、抽象能力を「大」にするため、社会というフィールドに
飛び出す前の「執行猶予期間」をいう。抽象化能力は、人間が思考するための
基本であり、役立つち、万物霊長の言われる由縁であるのに、あまりに軽く、
扱われている。 ことある度に、避難してきた「世間」には、具体的レベルの
言語能力しか必要としない世界に安住し、理解不可能な抽象的言語を受入れない
下の衆の人たちをいう。
――
〜ネットで、この要約を検索すると…
[5]続きを読む
11月05日(金)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ
[4]エンピツに戻る