ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■7479,閑話小題〜 そう大事です!
本書のタイトル、である。本書は、最初から最後まで、
とは一体何なのか、どのように成り立ち、いかにふるまうかを考えた本である。

爪や皮膚、髪の毛であれば、絶えず置き換わっていることが実感できる。
しかし私たちの全身の細胞のそのすべてで置き換わりが起きている。固い骨や
歯のような部位でもその内部は動的平衡状態である。お腹の回りの脂肪も、
たえず運び出され、たえず蓄えられている。分裂しないはずの脳細胞でも
その中身やDNAは作り替えられる。

なぜそれほどまでに、あてどがない自転車操業のような営みを繰り返さねば
ならないのか。それは、絶え間なく壊すことしか、損なわれないようにする方法
がないからである。生命は、そのようなありかたとふるまいかたを選びとった。
それが動的平衡である。

生命は、必死に自転車をこいでいる。追手から逃れるために。追手は生命を
とらえて、その秩序を壊そうとたくらむ。温かな血潮を冷まそうとする。
循環を止めようとする。追手の名は、エントロピー増大の法則。輝けるものは
いつか錆び、支柱や梁はいずれ朽ち果てる。いかなる情熱もやがては消え、
整理整頓された机の上もすぐに本や書類が積みあがる。乱雑さ(エントロピー)
が増える方向に時間は流れ、時間の流れは乱雑さが増える方向に進む。
生命も、この宇宙の大原則から免れることはできない。しかし、エントロピー
増大の法則に先回りして自らをあえて壊し、そして作り変えるという自転車操業
を続ける限りにおいて、生物はその生命を維持することができる。私たちの身体
において、たゆまず、けなげに自転車をこぎつづけているもの、それが動的平衡。

あなたは本書を読み終わった後、季節の移ろいを感じ、高い空を見上げ、
いろんな思いを巡らせることだろう。あるいは、たくさんの友達と会話すること
だろう。その時々に、こう言ってほしい。「ああそれはね、動的平衡だよ」と。≫

 ――
▼ コロナ禍が、細菌をとおした細胞の塊りの長たる人間への挑戦とすると、
 そう簡単に済まされる問題ではない。 …著者は、TVインタビューで、
<ロゴス(言語)と、ピュシス(自然)の問題を取上げている。これは次回の
テーマになる! 進化?し過ぎたロゴスへの自然界からの逆襲になる。
ネット上で地球上の人間の脳が繋がり、それが現実社会を支配を始めた。
その上に遺伝子まで加工を始めたと、くれば神が怒らないわけがない。
自然界の動物の食肉市場が、コロナ禍の発生源というのも、出来過ぎ!
 4年前にアメリカは白人優越主義の怒れるトランプを大統領に選出して、
現実に実行を始めた。それが本音なるが故に、当然、建前を破壊するしかない。

・・・・・・
6718,閑話小題 〜美しいことは、どう、良いのか?  −2
2019年08月07日(水)
   * 特に女性は外見で損得が大きく変わる
 そうこう考えると、私も男が故の分厚い美人優位に気づかなかったのかも。
美人は力のある男に優先され狩られる。その積み重ねの遺伝子が残るため、
遺伝格差の背景がある。とはいえ、アインシュタインと、モンローの組合せの
問題が…逆も考えられるから。また、特徴に一つが、『計上が上手』がある。
たんなるブリッコとの違いが、ここにある。相手が如何思うかを、読んで、
好い加減な落としどころを経験で熟知している。初な男には、その辺りが
弱点と知り尽くしている。クレオパトラが、この計上のうまさで知られている。
 ―
≪  〜前回のつづき
 ◉ 1972年に発表された社会心理学の古典的論文「美しいものがいいものだ」
と、それに続く数多くの研究が、外見がいい人は、そうでない人より <知的で、
有能で、信頼出来そうに見える>という説を確立している。振返ると、やはり、
部下の判断に美人に甘くなるのは否めない。
◉ これに加え、仕事において、「女性は美しくなければならない」という
「美の神話」が作用することで、本来労働者としての能力で評価が行われるべき
職場において、美しい女性が贔屓され、美しくない女性は差別されるという指摘が

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08月07日(土)
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