ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■7166,読書日記 〜 内田樹の『生存戦略』 〜4
◉ 「下訳を読んだ時点で、コンセプトが明快で、しかも説得力のある内容だと
 思いました。ですから装丁や紙面のデザインはシンプルなものにしたんです。
本文の構成にはやや複雑なところがあったのですが、その点も日本で独自に内容が
イメージできるような見出しをくわえ、より読みやすい形に編集しました」(担当)
 ――
   〜Amazonの内容紹介〜
【小さな習慣とは、毎日これだけはやると決めて必ず実行する、本当にちょっと
 したポジティブな行動。この方法を使えば、すべてのことは、習慣化し、目標
 を達成でき、夢を叶え、人生を変えることができる。何しろ「小さ過ぎて失敗
 しようがない」のですから】

科学的に実証されたデータを引用し、脳の仕組みからなぜ人は「はじめたことを
続けられないのか」を説明し、「小さな習慣」こそが「大きな変化」をもたらす
ことを説く、潜在意識の法則の本質を解明する本です。

なぜ、「小さな習慣」がすぐれているかというと「脳には新しい変化を嫌い、
同じ行動の繰り返しを好む」、という傾向があります。私たちの毎日の行動の
ほとんどは「習慣化」=「何も考えずにやっている」ことで、
脳は「習慣化された行動」が大好きなのです。

習慣化されていない行動をするときには、モチベーションや意志の力が
必要となるのですが、これが「何かをするとき」に大きな障害になります。
モチベーションは感情に左右されるし、意志の力には決断などさまざまな要素
が必要になり、それはとても不安定なものだからです。

それに対し「小さな行動」はモチベーションも意志の力も必要としないし、
とても簡単な「目標」なので失敗することなく、「成功」体験を感じることができ、
その「小さな行動による成功の繰り返し」が自己肯定感を生み、それが自信となり、
繰り返し行うことで習慣となっていきます。習慣化された行動が大好きな脳は
こうしてやっと「新しい変化」を受け入れます。
 ――
▼ 無知無能の自覚があればこそ、第二の天性である良き習慣に縋るしかない。
人生の節目時の度に、新しい習慣を身につけて立上るしかなかった。 大きな
ショックがないと、これがなかなか。しかし、腕立て一回なら直に可能。
<目標は、ばかばかしいぐらい小さくしろ!> の副題もよい。

・・・・・・
5704,自分のための人生 〜F
2016年10月27日(木)
   ◆これが人生だ!
 幸福であるためには、充実した時間の積み重ねが必要である。
停滞した社会の中で、人生は、日常を暖かく明るく営むことことだ。
 〜以下の一節が良い。
≪ 何よりも大切なことは、彼ら人生の達人が自分自身を愛しているということ。
「成長したい」という願望に促されて彼らは行動する。どちらかを選択せよと
 言わたら、必ず彼らは自分を大切にするほうを選ぶ。自己憐憫や自己否定や
 自己嫌悪に陥る隙を、自分に与えない。彼らは幸福を追い求めたりはしない。
 生きることがすなわち、彼らにとっての幸福である。
  次に引用するのは、これまで述べた<充実した生き方>の要約である。
< 幸福を見つけようとすることが、何よりも幸福から遠ざかってしまうこと
 なのである。 歴史家のウィル・デュラントは、知識の中に幸福を見いだ
 そうとしたが、見つけたものは幻想だったと書いている。
 彼は次に旅行の中に幸福を求めたが、退屈しか見いだせなかった。
 さらに、富の中に求めたが、仲たがいと心配しかなかった。
 著述の中に幸福はないかと探したが、疲労しかなかった。
 ある日彼は、眠っている赤ん坊を抱いた女性がクルマの中で夫を待って
 いるのを見かけた。しばらくすると、夫が列車から降りて近づいた。
 そして、その女性にやさしくキスをし、次に、その赤ん坊にも眠っている
 のを起こさないようにそっとキスをした。
 それから、その家族はクルマで去っていってしまったのだが、後に
 残されたデュラントは、そのとき、はたと幸福の実体に思い当たった。
 むきになって幸福を追求するのをやめてみたら、

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10月27日(火)
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