ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■7139,閑話小題 〜あの人は?
カフェテラスで会ったところ、「自宅近くで転倒、複雑骨折をして手術をして
1ヶ月間の入院後、自宅で1ヶ月あまり療養していたという。運転は、ままならず、
カフェには奥さから車で送ってもらい、帰りは私が映画館への道すがら自宅近くに…。
リハビリが週に2回。介護4というからただ事ではない。あと数ヶ月で78歳。
介護には、要支援が2段階、要介護が5段階合計7段階がある。その6番目とは、
かなり深刻な状況。 握力が弱くなり、コーヒーカップを持つのが、精一杯。
複雑骨折の手術と、その苦痛は並み大抵でないと話が続く…。
介護用電動リクライニングベッドを月800円で借り受け、寝起きしている…。
75歳が体調の節目で、その後3年は右下りの一方と…。その上に複雑骨折。
転勤、リタイアなどで酒友が次々と減り、最後の?一人も… ただし生命力が
ある人なので、回復してくるはずだが。私自身の75歳への峠道は厳しい寒風が
吹きそうだと…。
年末に行われる大学の同級会も、毎年、一人二人倒れて不参加組が…
小・中・高校と同様に、他のクラスか、学部が加わる「同期会」に変わってる。
何処も、三大疾患、連合いの死などの厳しい現実の話ばかり。その中で、酒友の
ような転倒による負傷が多いと聞いていたが、よりによって。それも室内の躓き
のケースが。進学するほど健康寿命が高かったのも、前期高齢年齢まで。
兄姉、その相方も、去年、一昨年と、一人ずつ欠けはじめてきた。生存年齢が
80歳なら、然もありなん。 今までは、「人は先、ワシは後」だったが、私の
順番も遠くないのか? 古希の壁は無事超えられたが、問題は、後期高齢者の
区分の2年半後(75歳)。
身近に、その辺りが私の終末の目安と宣言してきたが、さて如何なることか!
「あと千日の晩御飯」など思いもよらなかった。ここまでくると「べきことを、
べき時に、べくすべくしてきたのが、良かった」と自身を慰めるしかない。
ところが最近、情報化社会への激変現象ウォッチッグ体験が面白くて面白くて、
死に欲(いや生き欲か)が出てきて…
追) 何故か、丁度よい過去文が次々とつづく。
何か、宴会そのものの人生のような…
…そういうことにしておこうか!
・・・・・・
2016/04/04
閑話小題 〜『男って、定年になったらいらないのよね!』〜@
『老いかたレッスン』渡辺淳一著 より
* 産業廃棄物の末路
第二の人生の準備のない人の末路は哀れである。
この言葉は、著者の淳一が、老後の生き方の講演で、聞こえてきた言葉。
リタイア後、邪魔者扱いされている団塊世代の夫に対する、奥方の、
『男って、定年になったらいらないのよね!』が、耳に聞こえてくるようだ。
私自身が、その一人だからこそ身にしみる。ただ、少し離れた仏間に、書斎・
兼パソコン・コーナーをつくって棲み分けて、何とかバランスがとれている。
また日中は、互いに違ったスポーツ・ジムや図書館に行ったり、別行動が多く、
それで丁度良い間隔が出来ている。 一般的に、夫は妻より7〜8年も早死に
するが、これも長年の仕事からくる磨耗の結果。
雄ライオンも、支配下の群れを、何時か、より強いのに敗れて乗っ取られた
後は、離れライオンとしての野垂れ死が待っている。先日、旅行帰り立寄った
居酒屋で、何処かのOBらしきグループ7〜8人が、不在の元同僚の悪口が、
襖を隔て聞こえてきた。退職後も、会社の首輪と紐を付けたまま集まって、
昔の傷口を舐めあっている姿が、痛ましい、というより何とも哀れ。
定年後の寂しさを紛らしているようだが、せっかく解放されて、自由を謳歌
できるのに、今さら何だろう? 飼い主の家が全世界で、それも仕方がない
といえば、ないが。 こういう人が、四六時中、家でゴロゴロしていたら
連れあいは、地獄。そういう私も大同小異。 それでも一日単位では、
スポーツジム、図書館、早朝の一時間のミニ・サイクリングに。週単位で、
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09月30日(水)
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