ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■7122,閑話小題 〜いい悪いは別にして…
デナーと、空間が楽しみ。サエゼリアなら冷凍食品の方を選ぶ。 何か、嫌味に
しか聞こえない!』と言われたが… 成るほど!
「食べるために生きるな。生きるために食べよ」の、この言葉も、捉え方一つで、
様々に解釈される。『食べるために生きて何故悪い!生きるために食べるのは
当り前。生活のためだけで生きていけない人間の存在を考えない言葉。生甲斐の
ため生きよとは、<衣食足って礼節を知る>で、足りなければ仕方がないだろう』
山田風太郎が、晩飯を食うのもあと千回くらいなものだろうと思う」新聞連載
の随筆。 飄々とした語り口で、老いること、生きること、死ぬことを独創的、
かつユーモラスにつづったのが印象に残っているが、今度は、私の順番?
で、風太郎が果たして、「食べるために生きるな。生きるために食べよ」に
対して、『毎食を味わっているのに、何をぬかす! 今さら生きるために食べろ
だと… たっく。人間って、飯を食って、糞して死ぬだけ。その食事に対し、
ツベコベ言うな!』と、相成るはず。しかし、最晩年ともなれば、悲しいことに、
「生かしておくために、食べさせられる」になる。あと何回、晩飯を食べられる
のだろう? 多く食べたく(長生きしたく)もあり、食べたくもなし。
長生きそのものが病気とすると、これから病気が日々、重症化していくことになる。
で、如何した?如何もしません。 美味い飯を食べ、今日一日を愉しめば充分!
・・・・・・
5660,閑話小題 〜シネマ評 『ウフィツィ美術館』 〜@
2016年09月13日(火)
フィレンツィに3度行き、その都度、ウフィツィ美術館を訪れている。
フィレンツィの観光コースに必ず含まれているからである。現地ガイドの説明
を聞き、生の名画をみるのも良いもの。見る度に、それぞれの名画が身近に
感じられてくる。この映画では、その名画と、フィレンツィの街並みが撮影
されている。その映画なら見ない手はない。で、予想とおりに、3D・4kの迫力
ある映像に圧倒された。 現地の慌しい人込みで、説明を聞きながら、一作品
に数分しか凝視できない名画を、シネマ館でジックリと観る醍醐味が良い。
現地で観る本物より、デジタル加工された立体的な画像が生々しく迫ってくる。
ある意味、現地の本物を観るの変わらない?というと、大げさか。TV番組で、
その作品と、解説を何度か、見聞きしてきたことも、そう思わせるのだろう。
〜シネマの映画案内より〜
《 日本×イタリア 国交樹立150周年を迎える記念すべき年に“イタリア・
ルネサンス絵画の 宝庫”ウフィツィ美術館と世界遺産の街フィレンツェを
世界最高水準3D・4Kテクノロジー で撮影した本美術ドキュメンタリー! 》
《 花の都フィレンツェ。そうつぶやくだけで、うっとりとした気分になる
美術ファンは多いはずだ。ウフィツィ美術館を始め、市内の教会や美術館、
広場のそこここに珠玉のルネサンス美術が顔を出す。その背景には銀行業で巨万
の富を蓄えたメディチ家の存在があった。当時、いくつかの共和国に分かれて
いたイタリアでフィレンツェ共和国の実質的な支配者となり、後に教皇まで
輩出し、中世ヨーロッパで権勢を誇ったキリスト教世界のトップにたった家柄だ。
ロレンツォ・メディチを始めとするメディチ家の人々は、自らの為政の場や
住まいを飾るためミケランジェロやダ・ヴィンチ、ボッティチェリらに絵画や
彫刻を依頼する。教会にも布教のための壁画を寄進し、壮大なドームを備えた
聖堂を建てる。こうしてわずか2キロ四方程度のエリアに巨匠たちの至宝が
ひしめき合う、それ自体が一つの美術館であるような街が生まれた。
本作ではウフィツィ美術館が収蔵する傑作の数々のほか、サンタ・マリア・
デル・フィオーレ大聖堂やシニョーリア広場、国立バルジェッロ博物館などに
並ぶ至高の絵画や彫刻、建築を高精細3Dで見ることができる。なかでも2011年
から修復が進められてきたレオナルド・ダ・ヴィンチ「東方三博士の礼拝」が
映像では初公開となるのに注目だ。またフィレンツェ・ルネサンスの代表作と
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09月13日(日)
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