ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■7038、閑話休題 ー スペイン巡礼道路
生存をしている。当人が浪費癖が酷くて大変。状況からして、奥さんの病気は
自然の成り行き?
突然、訪ねる家庭内には、その人の生活が、そのまま凝縮して現れる。
大都会の中の孤独と、人生を、盗み目視線で、づかづかと入って垣間見れるのが、
何とも痛快である。一時はYoutubでも見ていたが、今では、そこまでは?
―
▼ マイナーだけではない。女医の高級マンションだったり、田舎の祭りの後の
飲み会の集まりだったり、その興奮そのままがリアルに伝わってきたりする。
私の知らない情の濃い社会を垣間見れる。これも現実。 NHKで最近、
<ガイロク> を放映している。【街行く人々のリアルな声から人生を学ぶ
“街録(ガイロク)”。立ち止まって話してくれる内容には、小説やドラマを
超える仰天エピソードがいっぱい。今回のテーマは「人生最大の失敗!
そのとき、あなたは?」カジノで大損!?転倒して大けが!結婚式直前の …】
これも面白い。 このブログも、似たようなもの? それも毎日。透かすか
目線の話題を、真面目くさって。 解っちゃいるけど、止められない!
いや、解ってないから、続けられる。「他者目線の想像力のない、弱犬の遠吠え」
でしかないが。 以下の文章ではないが、善意、悪意が入り乱れた内容。何とも
まあ… 受け取る方も入乱れているから、それはそれで。
・・・・・・
6308,読書日記 〜『死の準備教育』 ー2
2018年06月21日(木)
〜『善人は、なぜまわりの人を不幸にするのか』
曽野綾子著より
* 地獄への道は善意で舗装されている 〜2
書上げてから気づいたが、このテーマ、以前も取上げたことがあった。
複雑な悪意と善意が交わりあう世界では、知っておかなければならない基本的
知識になる。世間とは、私ー>両親ー>家族ー>御近所―>町…の方向性を持つ。
また逆の方向性の性格を持つ。それは善意という人間としての温みを持つ。
しかし、「良かれと思って行ったことが悲劇的な結果を招いてしまうこと。
または、悲惨な出来事が皮肉にも善意の行いが発端となっている」ことを言う。
これが「日本では誤用されている」との主張もある。その論を要約すると
実際には、「天国をめざして信心する人は多いが、そのために善行を続ける人は
少なく、結局は地獄へと進む事が多い。地獄への道には、そうした人々が心の中
から落としてしまった善意(直訳は「善き意図」)が降り積もっているのだ」
… という言葉である。つまり「善意を持っていても、実行がともなわなければ、
いずれその人は地獄へ落ちる」という意味になる。
ところで、善意って、それを被った悪意? その自覚さえ無い無知?
地域社会でホワイトナイト気取りに、是非、身に付けるべき絶対センス!
〜内容紹介〜
≪ たしかにあの人は「いい人」なんだろうけど……。
ときに悪意よりも恐ろしい、善意の人との疲れない〈つきあい方〉
1 善意は何をもたらすか
2 「知らない」ことの不幸
3 不完全のすすめ
4 矛盾を抱えてこそ人生
5 どうすれば自分を失わないでいられるか
6 図らずも心が救われるとき
7 傷ついた人にしかわからないことがある
8 生きることの厳しさを教えられる親になるために
善意の人々は、自分の好み、自分の思想、が正しいのだから、それは世間に
とってもいいことだ、と疑うこともない。たとえ正しいことでも、世間では、
その正しさが相手を苦しめることもあるなどとは夢想だにしないのである。
もちろん家族や世間を困らせるのは、いわゆる犯罪であり、悪意や憎悪である。
しかし善意もまた、時には油断がならない。 本書「まえがき」より -- ≫
―
▼ 日本の裁判の9割が「善意が仇となって起きる争い事」と… 。
学生時代にロマンローランの『ベートーベンの生涯』の中で、
『良く、かつ高貴に行動する人は、それだけで不幸に耐えることが出来る』
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06月21日(日)
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