ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■7025,閑話小題 〜根深い人種差別の問題
みていたに過ぎなかったのか。私にとっての節目は満70歳。何かしら吹っ切れた
ような。あとは一方的に右下がりが大きくなっていく実感。 次が75歳まで
1年7ヶ月。
 
 たまには息抜きと思いきや、書き進むほど重くなる。いや、軽くなる!

後記: 書上げた後に、同月同日分を読返すと、『何だ…これは』という、
  重い内容に気楽に向き合っている自分にドッキリする。真面目くさって、
 何が面白いのだろう。 そう、『ひろしです』の一人自虐漫談そのもの。
「まあ、いいっか! 今さら。」 ところで、このフレーズ自体、テーマになる。

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2018年06月08日(金)
哲学の窓 〜「モナド」とは

   * 精神的存在の原子にあたる言葉、「モナド」
 神の存在が深く信じられていた古代、中世には精神的存在の原子にあたる言葉
を語ることは、神への冒涜として論じられなかったのか。概念上の『点』としての
『モナド』。そして『予定調和』で最善に導かれていく考えは、非常に面白い。
  〜『哲学用語図鑑』ーP120
≪ 世界を精神的存在と考えるなら、それらを分割していくことが可能になる。
ライプニッツは、この精神的存在の原子に相当する概念を、『モナド』と呼んだ。
そして、世界は、このモナドが調和しあって出来ていると考えた。彼によると、
「世界は最善になるようにあらかじめ神によってプログラミングされていると
いう考えを多元論という。
モナドは、原子論に似ているが、原子のような物質ではなく、概念上の「点」。
モナドは1つとして同じものはなく、互いに連絡し合う手段を持っていない。
「モナドは窓を持たない」 すべてが神のプログラミング通り動くとされている。
精神を分割し、更に分割し、その上に分割した最小の点がモナドである。
モナドが世界を最善になるように予定調和で最善の世界を創るもので、世界は
偶然できたものではないと… 要するに楽観的に世界を捉えているのが特徴。
 ライプニッツにとって、世界はただ「ある」のではなく、神が最善の状態に
くだしたから、そう「なった」のです。これを「充足理由律」という。
 要するに、どんな出来事にも十分な理由がなければならないという原理。≫

▼ 物理的存在の、原子は、古代哲学から取上げられていたが、精神的な
 最少単位については考えられなかった。そこでライプニッツが、初めて取上げ
注目された考え方。面白い考え方だが、人間に都合のよい神の楽観的傾向が見て
とれる。世界の知性が問われる現代。トランプ、金、習、プーチン、安倍…
何でしょうか? モナドの最小の『点』からして… モナドですか?
現代の国際政治を問うこと自体が、間違っている。 どうなるのでしょう。
「世界は最善になるようにあらかじめ神によってプログラミングされているはず」
なのに。

・・・・・・
4466, 余命半年 −4
2013年06月08日(土)
          「余命半年〜満ち足りた人生の終わり方」大津 秀一著 
 * 末期から死ぬまで   
 ー末期の現象をまとめてみると、
≪ 「末期」の一つの定義は、余命六ヶ月以内、である。しかし、その状態の
 悪化は右下がりの直線ではない。 要するに、調子がズッと良かったのが、
急に悪化するケースや、凸凹であったりする。
・緩和治療を行っている患者の場合、死の1〜2週間前まではそれなりに元気
だが、その辺りから身の置き所がないような全身倦怠感が強くなる。また点滴の
量が増えることもあり、むくみが酷くなったりする。この時期が一番、患者に
とってきつい症状。そして歩行が困難になり、トイレに行くのも困難になる。
特に、きれい好き、清潔好きの人にとって辛い。 他にも食べものや水分を
飲み込むのも難しくなる。喋り辛くなり、耳鳴りがして、口はカラカラに
渇くなど様々な苦痛症状が出てくる。だから、1〜2週間前辺りまでに、
できることは早めにしておくべき。 
・そして、余命日単位になると、患者の苦痛も限界に近づき、家族の心労も

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06月08日(月)
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