ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■7023,閑話小題 〜ちなみに
生きて行く。 サリー・ホーキンスとイーサン・ホークの(熱演を感じさせない)
温かな演技に引き込まれる「映画ファン」を唸らせる作品。≫
―
▼ 人生は、それぞれのハンディを抱えて、よろめきながら生きていくもの。
問題は、それに気づいているか否か。気付いていれば、俗にいう『世間』から
距離を保つことが可能になる。 『ビッグ・アイ』という映画を彷彿させる内容。
何れの夫婦も、それぞれハンデを抱え不器用に生きている。
人生は、煮え立つ油の大釜の上で一つ間違えると、転落する淵にある。だから
面白いと言い切れない危うさがある。 ところで、その直前に見たのが、
『ワンダフルライフ』。
<あなたの人生の中から、大切な思い出をひとつだけ選んで下さい。>
(1999年。監督・脚本・編集:是枝裕和)。これも考えさせられた。
次回に…
〜 ところで、何だかんだと、面白いのを見てきた! 〜
脈絡として、去年、一昨年、3年前、4年前の『基底欠落』の同月同日に
丁度良く、続くから不思議!
・・・・・・
6293,閑話小題 〜シネマ観賞 ―『のみとり侍』
2018年06月06日(水)
* バカ殿が、何と長岡藩主の…!
先日 「のみとり侍」を見てきたが、何と長岡藩の江戸屋敷の侍の…
愚鈍の殿様に嫌われた情けない下級武士の話。話題の映画の割には地元と話題に
ならなかったのは、プライド高き長岡モノゆえに…。これでは長岡藩の名折れ。
春を囲った「のみとり侍」が、田沼意次の囲い女と懇意となり、田沼から、
<「のみとり侍」にされたのは、藩内不正調査をを良しとしない藩主が主人公を
陥れるため、仕組まれた陰謀>と知らされる。 田沼は賄賂政治の諸悪の根源の
イメージが定着しているが… 最近は再評価されているようだ。
【ストーリー】
越後長岡藩藩士の小林寛之進(阿部寛)は藩主の気分を害してしまい、表向きは
猫ののみとりを商売にしつつ、実態は床で女性の相手をする裏稼業「のみとり」
を命じられる。長屋で暮らす人々の助けを借りながら新たな生活を始めて、間も
なく出会ったおみね(寺島しのぶ)が、最初の「のみとり」の相手となる。
亡き妻にそっくりな彼女にときめく寛之進だったが「下手くそ!」とののしられ、
伊達男の清兵衛から女の喜ばせ方を学んで腕を磨いていく。
―
▼ 観客50〜60人の半分は高齢者だったが、長岡藩江戸屋敷が舞台と知った
瞬間、館内がどよめいた。そういう私も驚いた。 現実離れした江戸時代の
風情が何とも良い。
* YouTubeに再び ―ブラックYouTubeの楽しみ
一昨年暮れに、寝室に大型TVを入替えた時に、嵌ったのだYouTube。ところが
今年に入ってからは、全く見ることがなかったが、先月末から再び見ている。
録画3百本の録り溜の存在は大きい。その中で最も面白そうなのを選ぶ。
その上に、連日、Wowowで面白い映画放映されるため、YouTubeなどのネット
配信の映像を見る時間がない。
TVだったら、カットされる残酷シーンものが、YouTubeでは検閲なくみれる。
中南米の何処かの国の祭りの余興で、闘牛を街中に放ち、街の通りで牛を揶揄う。
身体を盾にした死をかけた遊び。以前からあったが、今では撮影機能が年々と
アップしたため、迫力がアップ。傘や、布きれ一枚で、突進してくる牛をかわす。
それが滑って転んで、牛にグチャグチャにされたのが、そのまま、放映される。
当地のTV番組だろうが、ボコボコにされた場面を、次々と出し、スタジオ全員
で笑い飛ばすのもあった。
酷いのが、ムササビスーツを着て、断崖を飛び降りる失敗したケースだけを
編集したものや、インド象が街中で暴れて次々と、群衆を襲う生生しいのとか。
生きたまま、ライオンに食べられていく水牛とか…
ホワイトYouTube?では、スイスアルプスの山頂から、ドローンで山々を背景に
自らを撮影したものとか、ドローンのスピードレースの映像とか、巨大波の
サーフィンとか… これらも、あと1〜2週で飽きるのだろうが。いい歳を
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06月06日(土)
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