ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■7004,閑話小題 〜つれづれに、…TVが面白い!
たとえば自動車や交通の発達により、人力車やオート三輪車の運転手は昭和30年頃
には東京からなくなったと言われます。また鉄道システムの発達では、切符切りの
鉄道改札員やモノレール運転士が、通信システムの発達で、有線電信オペレーター
や電報局員が、印刷・DTP技術の発達では原稿に合わせて活字を拾い集める文選工
がそれぞれのタイミングで職を失いました。
今でも電子書籍の発達により文字は紙からデータで読まれることが多くなり、
出版業界は斜陽と指摘されます。しかし新たに自動運転車やスマートフォンアプリ
開発などの雇用が生まれたように、失われる雇用よりも、新たな雇用をどう創出
するかを考える段階にあるのではないでしょうか。
◉ カジノホテルの従業員たちがAI・ロボットに仕事を奪われることを危惧し、
大規模なデモを展開。アメリカでは、ホテルなどのサービス業や農業、金融業と
いった様々な分野にAIやロボットが進出し、人間の雇用に置き換わっている。
中国もまたAIやロボットによる自動化を積極的に進め、無人スーパーや無人
宅配便などが続々と誕生している。その激しいうねりは、日本にも押し寄せている。
大手銀行が昨年発表した大規模なAI導入と従業員削減のニュースは、日本中の
金融関係者に衝撃を与え、多くの人が転職の道を探り始めた。AIやロボットが
幅を利かせる近い未来、私たち人間はどのようにして生きていけばよいのか?
知恵を振り絞って考える。>
追: 『技術的特異点』とHP内検索を入れると、これまで多くテーマにしていた。
これらを熟読すると、以前の自分は、現在の自分とは違うということ。ならば
書き残さない方が良いのかもしれないが… 毎日、読返す度に自分でも驚く。
自らを省みるには、魂、心の合せ鏡にうってつけ… だが失うことも多い。
・・・・・・
2019/05/03
閑話小題 〜AIについて
<「AIが人間を殺す日〜車、医療、兵器に組み込まれる人工知能」
小林雅一(著) >
最近の情報機器の進化には目をみなることが多々ある。数年前に、居間
から寝室に移住空間の主体を移動してきたことは、何度もテーマにしてきた。
廊下を挟んで対角にある仏間の書斎コーナーのパソコン前の空間を加えると、
一日の三分二に近い15時間は「奥の院」に在住している。そこでネットTVと、
録画した映画・ドラマと、旅紀行、各種の講演や、YouTubeで動画サーフィン
などに没頭する。そこは現実社会とデジタル映像の世界が交差する不思議な
空間でもある。AIが人間をコントロールする可能性がある「2045年問題」
奥の院では睡眠以外の時間は情報端末で、コントロールされている。
〜Amazonの内容紹介より〜
≪ ◉ 誰も言わない「一番の脅威」 ◉
飛躍的な進化を遂げる人工知能(AI)。明るい未来が語られる一方で、
「AIに雇用が奪われる」という見方や、超越的な進化を遂げたAIが人類を支配する
「二〇四五年問題」などのAI脅威論も少なくない。しかし著者はむしろ、目前に
迫る危機として、車、医療、兵器の三つを挙げる。共通するのは、私達の命に直結
する分野であること。ここに今、最先端のAIが導入されようとしているが、中身の
見えないブラックボックスであるうえに、ときに暴走の危険性をはらむ。
世界の制御権が人間からAIへと移譲されたとき、その先に見えるのは自ら判断
する機械・システムが人の命を奪う衝撃の未来。AIの真の脅威が明らかに! ≫
〜読者、感想より〜
・本書でキーワードとなるのは、「Human in the Loop」「Human out of the Loop」。
すなわち制御の輪の中に人間を含めるか、それとも人間を除外するかということで、
自動運転車でいうと、Googleなどが目指しているような完全自動運転車は
「Human out of the Loop」の思想に基づくものになる。今やAIの主流となる
ディープラーニングではビッグデータに基づきAI自身がある法則性の下でアウト
プット(判断や命令など)を出すが、その過程はブラックボックスでAIの開発者
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05月18日(月)
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