ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■6960,映画観賞 〜『 Fukushima 50 』
ことが困難になっている」と指摘した。同盟国のアメリカから、日本の検査不足
が指摘される形となった。… 》

・・・・・・
6593,閑話小題 〜技術的特異点
2019年04月04日(木)
   * <2045年、技術的特異点> 再び!
 元号のキーワードでネットサーフィンをしている過程で、次期天皇が81歳位
まで在位なら、その時節が2045年。とすると、令和の25年は、シンギュラリティ
(特異点)の『2045年問題』が最重要問題のテーマ。 一年一年の科学技術が
もたらす情報機器の進化が社会を根底から激変する時代。それが社会的大問題
を生じることになる。知れば知るほど恐ろしくなる。
 8年前の65歳から有り余る隠遁生活の中で、留まることのない情報端末の進化
を目の当たりにし、10年後の先読みなど到底、不可能。それもAIの進化など想像
を遥かに超えた領域。あと2年と割切っていたが、あと7年を目安に切替えた方が、
面白そうと、ここにきて思うように…。
 この問題をテーマに2016・12月に数回、書いてあった。(後でコピペ)
これは、その補完の内容。 読返し、改めて考えさせられた。
<特異点を理解して、自分の人生になにがもたらされるのかを考え抜く人を、
「特異点論者」というが、老化の胸突き八丁を乗越えて、少しでも、その一端
になりたいが… 少し早く生まれてしまいましたか。 「資産階級」に対する
「無産階級」を捩ったような「無用者階級」が新たに生まれてくる。
その逆は、「ホモ・デウス」、超人類の誕生。人工知能とバイオテクノロジーで、
人類は神に昇格する。乗り遅れた人間は、格差が進み就労不能な、欲望すらAIに
支配される無用者階級の誕生である。復習を兼ねて改めて、その予測をみると…
【  ーレイ・カーツワイルの予測ー
 2045年問題とは西暦2045年にコンピューターの能力が人類を越えるという予測
があり、それによって起こるさまざまな問題のこと。人工知能(AI)が自らを規定
しているプログラムを自身で改良するようになると、永続的に指数関数的な進化
を遂げる。この結果、ある時点で人間の知能を超えて、それ以降の発明はすべて
人間ではなく人工知能が担うようになり、それ以降の進歩を予測できなくなる。
(人間がいくら考えても想像ができないレベルに達する。)   
  ―ヒューゴ・デ・ガリスの予測―
オーストラリアの人工知能学者 デ・ガリスは、人工知能は急激に発展して、
シンギュラリティが21世紀の後半に来ると予測。その時、人工知能は人間の知能の
1兆の1兆倍(10の24乗)になると主張している。デ・ガリスは、この人間の脳の1兆
の1兆倍の能力をもつコンピューターは、将来、角砂糖1個くらいの大きさになる、
と言っている。それを人間に貼り付けると、人間の知能は10の24乗倍になる。
 ※人間の脳の細胞は10の11乗個あるといわれている。ひとつの脳細胞から
シナプス(神経細胞と神経細胞の接合部)が1万本(10の4乗)でているとして、合計
10の15乗本。それらが10ヘルツ、つまり、1秒に10回スイッチングすれば、1秒間に
10の16乗回演算できる。それが人間の脳の性能とみなせる。将来のコンピューター
が10の40乗で、人間の脳が10の16乗。 この違いが、10の24乗倍、すなわち、
1兆の1兆倍になる。】

▼ プロ野球のイチロウ、大谷、そして将棋や囲碁の天才少年・少女が現に現われ
 出ている。これは親がかりで出来てくる。内には大きな谷底を抱えているが、
それより、その高みから見える世界は格別の筈。
 〔 上をみればキリがない。下をみれば底がない。横をみれば情けない 〕
なんて悠長な言葉が死語になる。殆どが「無用者階級」の方が、生き易そう?
 <何か奇跡的なほど良い時代を味うことが出来て、得した?ようだ>
――――
2016/12/02
大格差 〜書評
       ー「大格差:機械の知能は仕事と所得をどう変えるか」
                     タイラー・コーエン (著)
 一月ほど前に、<技術的特異点『人工超知能が人類を超える』台場時生著>

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04月04日(土)
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