ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■4639, デフレの真実 ー金持ちの本音 ―B
ついた矢先にリーマンショックで、さらに半分、合計で三分一まで激減。それでも金融円滑法と、雇用調整給付金で、
何とか持ちこたえていました。しかし、あと半年〜1年で資金が底をつくのが目に見えてきた矢先に東北震災が発生。
その直後に前倒しで会社を整理した。
それでも複雑な思いがあります。 大きな肩の荷が下りて本当に良かった、という思いと、重大な経営ミスをしたわけでなく
震災ともいえる経済津波で長年培ってきた事業が消滅した無念さがあります。大不況の中、大多数の中小企業は血の滲む
思いで踏ん張っていますが、来年の三月で金融円滑法の打ち切りになります。 著者が現場の窮状を目の当りにし、
可能な限り弱い立場に置かれた中小企業を、この非常事態に擁護すべき、という熱い思いが、伝わってきます。 
 来春このまま金融円滑法が打ち切られた場合、数千、数万の中小が大きな岐路に立たされることは、私の経験からしても
間違いありません。しかしグローバル化の時代、3年も猶予を与えられたので打ち切りも致しかたがない、のも道理です。 
悪いことに再来年には消費税の増税が控えています。 ここで1〜2年、更に引伸ばしても同じでは? というのも、
既に事業から退いたから言えること。私の事業フィールドが地方だったこともありますが、地域経済の冷え込みは、
想像を絶しています。著者の指摘で中小企業の金融政策関係者に大きく取り上げられ中小企業の助けになることを望みます。 
私が、3・11以降、あのまま事業を続けていたらと思うと背筋が寒くなります。 経済的大津波は、外海から内海に向けて
押し寄せて来ているのが、私の目には見えています。 私は償却前赤字を事業断念の目安にしました。 情報化と、
グローバル化による生産の国内から海外へのシフトによる空洞化と、物価と資産のデフレの中小企業への直撃が、
この異常事態を引き起こしています。それを割り切り諦めるか、最後の最後まで踏み止まるか、難しい問題です。
 小泉の改革は、あまりに大手銀行よりで、私の経験からしても酷いものでした。その方向に、自民党が政権を
とった時に戻るとしたら、恐ろしい結果が待っているはずです。その中で、丁度良いタイミングで世に問うている
素晴らしい中小企業擁護論です。多くに金融関係者に是非とも読まれることを勧めることが出来ます。≫
 ▼ 昨夜、TVで「来春の『金融円滑法の打ち切り』後は、弾力的に対応する」というコメントが流されていた。
  この著書が大きく影響したのか、タイミング的に同じだったのか? 世情の厳しさは、止まることはない。
 ・・・・・・
3899, 国債クラッシュ
2011年11月28日(月)
       「国債クラッシュ―震災ショックで迫り来る財政破綻 」 須田 慎一郎 (著)
  ◎ 国債金利2%で発生 ?
図書館で何気なく手にした本だが、来年暮れの具体的な国債暴落のシュミレーションが生々しい。この本の出版日が今年の6月末。
それからして4〜5月に書かれたもの。半年間の流れは、この本のシュミレーションより危機の度合いは激しい。ギリシャ危機で
世界恐慌一歩手前まで行ってしまい、イタリアがIMFの実質管理入りし、そしてスペインとハンガリーが危険水域まできた。
さらに一番安全とみられていたドイツ国債が三分の一も売れ残ってしまった。 日米より遥かに健全?と思われているドイツ国債の
売れ残りには世界中が唖然とした。それならば日本は?の連想になる。この本のシュミレーションは一年後の11月から12月の想定。
この本を読み始めた直後に、ある人からメールが入り、石角完爾『ファイナル・クラッシュ』(朝日新聞出版)が、シビアに現在の
日本の危機が書いてあると教えてくれた。また昨日の関西系TVの政治経済を話題にしたバラエティーでも、この本を取り上げていた。
 アマゾンの書評を読んでみて、こちらの方がよりシビアなので早速、購入することにした。
 ー「国債クラッシュ」のアマゾンの内容紹介からー
 2012年12月、ついに「その日」がやって来る。大震災が「財政破綻」の引き金をひく戦慄のシナリオを詳細シミュレーションで検証。

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11月28日(木)
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