ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■4551, 2050年の世界 ー2
今行われようとしている景気回復は誰のための景気回復か立ち止まって考える必要がある。それはいわゆる株主
〈言い換えれば上位1%の富裕層)のための景気回復ではないのか。働くものを幸福にはしない。このままでは景気は回復しても
労働者の賃金は下落する。(一億総中流というほんの少しの間の日本のキラメキは戻ってこない)
アメリカは金融化で世界経済を支配しようとしている。しかしそれがうまくいかないことはもう証明されている。≫
≪ 水野氏の議論の核心は昨今の世界経済危機が、16世紀以降近代資本主義の構造を前提に反復された景気循環の一齣ではなく、
こうした構造自体の終焉を示すより根源的事態であるという視点に他ならない。これに匹敵する歴史の根源的危機として
水野氏が参照するのが、中世封建制経済から近世資本主義経済への過渡期に当たる16世紀である。
16世紀と21世紀は、氏によれば、数々の点で相似的関係に立つ時代である。 こうした相似性は
1.それぞれの構造において経済が極限を迎えてしまった結果、投資効率が極端に落ち類を見ない低金利に陥ってしまったこと、
2.こうした危機的状況の打開のため前者においては「陸から海へ」、後者においては「海から陸へ」という世界軸の大転換が生じたこと、
3.かかる転換の途上で前者においては地理的空間の拡張、後者においては仮想的空間の拡張とそれに伴う超法規的収奪が、
それぞれスペイン/アメリカという旧体制維持の世界帝国建設のため実行されること、
4.こうした世界帝国はその反動制故に解体を余儀なくされ、その残骸の上に新世界が現出されること等々に確認されるという。
21世紀における'1.から'3.への過程は天然資源の希少化に由来する大量生産/大量消費型経済モデルの失速とそれに代わる
情報・金融革命に基づく仮想空間への資本主義の突出により可能となるが、帝国を支えるかかる空間上の高収益は人件費の流動化
即ち〈搾取〉により初めて実現する。だがこのことこそ、近代という時代を構成した資本主義と民主主義の幸福なる結婚という
神話のおわりを明らかにする。「ルールを破ることを許される者と、それが許されない者との徹底的不平等」に基づく
新自由主義を通じ国家は、前者の後者に対する「搾取」を「規制緩和」を通じ実現する手段に過ぎなくなった。
「労働は、資本にすり寄った国家に裏切られたのである」。グローバリゼーションの本質を、16世紀に起きた同質の変化と
対比させることによって明らかにしようとする。≫
▼ ここで著者は、「グローバル化の真実を、「アメリカ金融帝国システムを中心と、その周辺を結びつけるイディオロギー」
と、看破している。グローバリゼーションの事実とは、「ヒト、モノ、カネの国境を越える自由な移動」である。
そして、帝国主義国=アメリカ金融帝国は世界中の従者から「規制緩和」を強要し、「搾取」をする、これが実態であると。
その手始めが1985年のプラザ合意である。日本は、ここからバブルとバブル崩壊のプロセスを歩み、アメリカに搾取された。
・・・・・・
3811, 閑話小題 ー老いと病について −1
2011年09月01日(木)
▼ 血圧について
酒好きの私が、これまで血圧を意識したことは全くなかった。年に一度の半日検査では、「少し高めで高血圧の入り口にある。
出来たら酒は止めた方がよい」と、いわれ続けてきた。それでも、「毎日の運動を意識的にして続けているので大丈夫」と、判断していた。
最近、二箇所の運動ジムに通いだしたが、両方とも血圧測定器が置いてあるので自然に、毎日のように検査をしている。
だいたい145〜155である。そこでネットで調べてみたところ140からが高血圧の三段階の初段階とあった。
医者にいわれ続けてきた通り。 両親とも高血圧体質で数値をいつも気にしていたので、年齢プラス80〜90が高血圧の境目、
という記憶がある。 65歳として、やはり145〜155が境目になる。 ということは年齢からして、少しは考えなければならない。
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09月01日(日)
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