ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■4482, 静かなる大恐慌 ー2
役者、犯罪者にいたるまでさまざまな階層・職業の人びと132人にも及ぶ声を赤裸に再現、あの“つらい時代=大恐慌時代”を
なまなましく蘇らせる。
* 「恐慌(デプレッション)」って言葉は聞いたことがないよ。つらい時代(ハード.タイムズ)だって、みんなは言ってた。今も。
                               ーロジャー、十四歳アパラチア地方の少年、シカゴ在住
* 大恐慌っての、今なら面白いかも。ホント、すごいことじゃないかな。 路上生活をしたって、「ほら、家に帰って学校に
 行ってくれさえすれぽ一万ドルあげるから」なんて誰にも言われないんだもの。今のぼくらには選択の余地がある。もし選ぶことが
 できなかったら、どんな感じかな?               ートム、二十歳
* このことをおたしは記憶にとどめています。人によっては頭のなかから追い払ってしまうことですが。わたしは忘れたくない。
 自分の最高の思い出をそれで汚したいわけではなくて、それはそこに存在していてほしいんだ、なにしろ実際に起こったことだから。
 これが真実、歴史でしょ。                   ーシーザー.チャペス
* 彼らが愛したのは、死んでしまったわたしたち。
  彼らはわたしたちの誤りをすべて忘れた。わたしたちの名前はごたまぜにされた。
  物語は長かった。
  若者たちは踊った。焚き火にくべる新たな大枝を切ってきた。そして言った、さあ話の続きを聞かせてよ。それからどうなったの?
   わたしたちには沈黙があった……              ージェネヴィーヴ・タガード、婦九四〇年
 ▼ 黒人のインタビューで、「貧しい俺たちにとって、大して変わりはないね」という言葉が印象的だった。誰かが
  アフリカの難民を呼びよせて福島の惨状をみせたが、何も言わないで帰った。彼らにとって、それが日常でしかなかった。
・・・・・・ 
3742, 世界でひとつだけの幸せ
2011年06月24日(金)
      * 「世界でひとつだけの幸せ」 マーティン・セリグマン著
 学生時代にポジティブ心理を知り、多くを実践し、矛盾を感じ、最近では考え方の一つとして割り切ってみている。
その最たるものが、中村天風の「積極的ものの考え方」である。 少しスランプ気味になると、トイレに二冊、置く習性になっている。
現在も数ヶ月前から、しっかりと置いてある。その辺のタイミングは心得ている。
 あまりポジティブ思考に固執すると、嫌なこと、マイナーなことから目を背けてしまい、重大なミスに気づかなくなる。
ポジティブ的思考には、かならず逆照射のマイナー思考を重ねる必要がある。当然、両者の要素が濃くなるほど混乱、葛藤が大きくなる。
しかし、そのプロセスを踏まないと落とし穴に落ちるリスクが増す。 ところで、この本、読み始めたがナカナカ面白い。
 ここで著者は、ネガティブ志向の人が、自らの短所や悩みを解消するのではなく、それぞれにもともと備わっている「強み」を
さらに伸ばすことで今よりもっと幸せになると説いている。
 人間も動物も、細胞から進化して現在に至ってきた。現在まで生き抜いてきた生物は、それぞれの場面で必ず、それぞれが持つ強みを
発揮したから、ここまで到達してきたのである。「自分の中にある強みの遺伝子は己の中で出番を待っている」という考え方は説得力がある。 
 そこで私の強みとは何か?を、人生を振り返って考えてみた。そこで気づいたことは、どの場面でも、「学び続けていたこと」であった。
初めは実利的なことだったが、途中で変化していった。 当然といえば当然のことだが。「僅かな地球の滞在期間を、せっかく与えられた人生、
可能な限り多くを知り、経験をし、楽しまないと」そのための学びになっていった。その一つが、10年前にHPをネットで公開し、
因縁のある人に学んだことを晒すことを思いついた。 そして、その習慣が現在のエネルギーになっている。 で、このザマ? 
それでも全くかまわない。その通りである。 この習慣そのものが、自分を支え、現象に振り回されながらも冷静でいられる。 

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06月24日(月)
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