ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■4333, 自己とつきあうということ −3
親の期待とは親の自己愛の再生にほかならず、敗北感や不全感にさい悩まれている親ほど、自分自身が放棄せざるをえなかった自己愛を、
よりいっそうわが子に投影する。 子供は、親の期待に応えなければ愛してもらえないと肌で知っているので、親から投影された
自己愛を引きずったまま成長していくわけである。子供が多くの時間を過ごす学校という場で、自己愛的イメージを徐々に断念させて
現実の自分を受け人れさせる、つまり「身の程を知る」ようにさせるシステムが機能しているかというと、現状は正反対。
何しろ、「やれぱできる」「誰にも無限の可能性がある」といった類の幻想を盛んに吹き込んでいるのだから。
こういう幻想を吹さ込まれ続けて「なりたい自分」のイメージだけが肥大していくと、現実の壁にぶつかって自己愛的イメージと
現実の自分のギャップに直面したとき、ふくらむだけふくらんだ自己愛の風船をどうやってしぼぽせたらいいかわからず、
落ち込んでうつになる。おまけに、現実の自分が「これだけでしかない」のは、オ能、努力、意欲が足りなかったせいなどとは
決し思えない、いや思いたくないので、他人にせいにして責める。これが「他責的」な新型うつの病理である。≫
▼ 私も八人兄姉の末っ子で、両親から特に大事にされ育ったため、心のどこかで常に親の期待に答えようと意識していた。
青年期は、その葛藤の中で常に、「自分はこんなものじゃない」と、自分の「底上げ」を心掛けていた。27歳で父が亡くなった時、
創業の激務もあったが、何かから解き放たれたような気持ちがあった。 当時は高度成長期、誰もが坂の上の雲を目指していた。
先日、青年期に読んだ「精神論」について書いたが、「誰も無限の可能性がある」の刷り込みだったか、右上がりに必要だったのか?
偶然だが、下記の去年の文章が関連している。 アメリカそのものが、深刻なノイローゼである。
・・・・・・・
3593, 誰も書かなかったアメリカ人の深層心理 −1
2011年01月26日(水)
「誰も書かなかったアメリカ人の深層心理 」 加藤 諦三 (著)
普段、マスコミなどから受けるアメリカと、著者が、ここで述べている内容とは大きな隔たりがある。
度々、アメリカに滞在した普通の目線で平均的なアメリカ人を描写し、合せ鏡で日本人を見ている。
日本人が誤解しているアメリカ像が、現在の日本社会を疲弊させているという論には納得する。
ーアマゾンの内容紹介よりー
なぜリーマンショック後、平気で多額の報酬を受け取ろうとするのか? アメリカ人は、本当は何かを考えているのか。
経済格差の国・アメリカと、幸福格差の国・日本。 世界一楽観主義の国・アメリカと、悲観主義の国・日本……
長年、アメリカ・ハーバード大学で准研究員として活動を行ってきた心理学の第一人者の著者が、
そのベースにある彼らの宗教観や家庭観などから紐解いて、初めて綴った目からうろこのアメリカ人論。
〈レビュー1〉 この本ではマスコミなどで流布されている米国像とは異なる、米国の一般の人々の社会における価値観、
その元になる宗教、特にプロテスタンティズムについての考察を通じて、日米社会の違い、さらには現代の日本が抱える最重要課題、
日本における人々の社会への不信感について論じている。そうした不信感が人々のきずなを失わせ、米国とは大きく違う日本社会に
米国流の競争システムを導入する問題を指摘している。実際、この10年で大きく日本社会は壊れてしまったのではないか。
では日本における心の問題を社会レベルでどのように解決していけばいいのだろうか。著者は宗教の重要性について述べているが、
日本では宗教は儀式化しており、生きる知恵を授ける存在になっていない〉
▼ 著者は、ここで哲学者のアドラーの言葉を借りて、アメリカの金融資本主義者の殆どが深刻なノイローゼ患者という。
そのほんの少しの患者を、一般のアメリカ人と解釈するのは間違っていると。 彼等は子供のときからスポイルされ、
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01月26日(土)
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