ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■4307, 大晦日、つれづれに
テレビの入れ替えと、ボイラー交換の問題が発生していた。二つともリース会社の了解を得ていたが、年末の資金ショートは、
火を見るより明らか。 それを承知の上での投資は? 私の「良心」の問題になってくる。 2〜3ヶ月後の閉鎖ならば、
法定の退職金・給与も、取引業者の月末の支払いを済ますことができる。そのボイラーの発注はギリギリに迫ってきた。
さあ、どうするかの決断の間際に、東北大震災が発生。その直前に弁護士事務所に行って、問題の相談に入っていた。
震災発生直後に再び行くと、弁護士いわく、「弁護士の仕事柄、その決断に対しては口出しをする立場にはない。が、
今回は状況からいって、迷う状況ではない。現在なら関係者に迷惑は最小だが、延ばすほど傷が深くなる。止め時です。」と。
そして3月18日に会計事務所の担当を含めて「3月末の支払い直後に廃業」と決定。 決まれば、あとは手順に落とせばよい。
そうこうあって引き際は手順に沿い機械的に進んでいった。 「これも事業サイクルの一つ」と、違う誰かが空の彼方から
指示しているかのようでもあった。そして淡々と事が進んでいった。 経理事務所の30年来の担当が、「あなたは、手順を
楽しんでいるようですが、何が起こっているのか分かっているのですか?」と、怒ったように言う。しかし、最後の手順も30年の
事業の一環。 それも自他共認める?3つの未曾有の大災害なら、割り切るしかない。 ならば、現象を興味深く見つめ、
記憶にとどめるのがベスト。この総括、「今年の総括」というより、「30年の事業総括」の前書き部分に近い内容だが、
泣いて喚いても、どうにもならないなら、虚勢を張ってでも明るく一日一日を過ごすしかない。 日本経済の来年の縮図が、
そのまま当方に現象として現れ出たことになる。実際に渦中に立つと、一場面一場面がドラマそのもの。社会のヒダが良く見える。
あのまま続けていたら、今頃は県外の何処かに雲隠れ・・。 思い切って、次の人生に転身するに、それもあるが・・・
やはり、立つ鳥あとを濁さず、である。 「私の人生は何だったのか?」などの、世迷い事の泣き言は不思議なぐらい全くない。
あるとすれば、「現時点からみて、15年前に会社を売却すればよかったか?」ぐらい。それが出来るぐらいなら、もともと、
この事業は手がけたなかった。来年の3月末が一周年になるので、この30年の事業と、準備期間の15年を含めた総括をするが、
どう総括しようが、大津波に全てを渫われてしまった事実は変えようがない。最後はソフトランディングをしたかったが、
この震災では諦めがつく。 来年は、高みの見物になるのか、防波堤とも流されるか? 娑婆はのんびりしているが。大丈夫かい!
・・・・・・・・・・
2010年12月31日(金)
ー今年の経済を振り返ってー
今日で無事、今年は終わる。不況の波は一日一日大きくなってきている。 耐久消費財(車、家電、住宅)のエコポイント制度で
(前どり需要で)何とか消費を喚起してきたが、来年そうそう、その反動が来るのは必定。またグローバル的にみれば
リーマンショックの表出が来年から更に激しくなる。 東海から関東のベルト地帯は、まだ経済的温もりが残っているが、
そこから離れた地方ほどマイナスの度合いが高くなっている。 不思議なことにマスコミは取り上げないが、惨状は酷いもの。
鳥取、福井、石川、富山、新潟、山形、秋田など日本海側に接する県は特に酷い。長岡、新潟市をみると、悲鳴すら上がらないのが実情。
私の知る限りでは、デフレスパイラルの渦がリーマンショック以来、三周目になっても一日一日大きくなっており、
押さえが効かなくなっている。欧州ではデフォルトする国家が出る可能性がある。それをきっかけに世界同時株安となれば、
体力を消耗しつくした日本が大きく傷つくことになる。現在の心情をいえば、「来年怖い」。時代の流れとは恐ろしいもの。
右上がりのよい時代を生きてきただけ、時流の段差が見えてくる。チロリチロリ、チンチロリか〜
ー独学が唯一の教育であるー
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12月31日(月)
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