ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■4300, 「国の借金」新常識 −3
▼ こうなると、宗教である。 早朝、新鮮な気持ちで、この言葉を唱えていれば間違いなく心は洗われ、すばらし一日が
待つことになる。特に老化の時節になると、肉体とともに歪んだ精神を正す役割になる。周囲を見回すと、大部分の人の心が
歪んで見える。 そうこう考えると、朝の黙想は必要になる・・・ それにしても、書き写していて新鮮に心に響いてくる。
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3560, 「プレイボーイの人生相談 1966-2006」ー2
2010年12月24日(金)
ー 今東光、今でも一言一言が光っているが、さすが福田和也の評である。怖いものは何もない今東光の毒が、
薬の役割?を果たすことを自分がファンとしての読者だったから熟知している。鎌倉の円覚寺の管長の朝比奈宗源と大喧嘩した
逸話は次回に取り上げるが、何をしても、言っても、それが通用するからよい。「プレーボーイ」の読者層の悩みの大半は
過剰な性欲である。この本の過半数は、その類の悩みに対し、毒に対し毒を持って制する回答をしている。
回答者は、ある意味でユングやフロイトが仮面を被って悩みに答えている? そんな上等でないとしても、男なら
誰もが抱えている大問題。ある意味で、有名人が異常?性欲者という告白をして、同レベルで答えるから共感するのである。
▲ 今東光についてー福田和也
≪ 今東光は、スゲェ。 中学生の時に、週プレで、その核爆発的連載を読めたことは、今ままでの生涯のなかでも、
飛び切りの幸運だと思っている。 谷崎潤一郎、ただ一人の弟子。谷崎はバカが嫌いで、無教養な奴を許さなかった。
今東光にそれだけのアタマがあった。とはいえ、中学を三つクビになって、そのままというのも立派な学歴。
って、そのままという立派な学歴。そのうえ乱暴者でね、いつも仕込み杖をもってあるいて、喧嘩は殺す気でやらなきゃ、が信条。
自宅の一階に右翼のテロリストたち、二階に共産党の運動家をかくまっていたという。左翼が二階なのは、逮捕された時の扱いが
厳しいから、少しでも逃げやすいほうへ、という配慮。戦前の話だ。親友が川端康成。で、当時の文壇の大ボス菊池寛とケンカをして、
バカらしいっていって比叡山にいって、大僧正になった。 菊池が死んだら、また筆をとって、ベストセラーを連発。
しかし、この相談にはシビれたねえ。もう載せられないだろう、こんなの。十七のバーテンが、十六のホステスとデキて、
子供が出来たからどうしようという相談に、そんなもん、タネも畑も悪いから、堕しちまえ、だもの。坊さんの云うことじゃないよ。
面白い。老人ホームに努めている男には、横着なジジイどもなんざけっ飛ばせ、だし。青春の悩みをうちあける女学生には、
一発ヤラセロだからね。「よく女に手をだして、女にゆすられたり、親からねじこまれたりとか、若気のあやまちで、とか
いろいろいうけど、そんなもの、あやまちでもなんでもありゃあしねえ。しかし、やらなかったことこそ、若気のあやまちだね」だと。
良いこというよなあ。≫ ー やらなかったことこそ、過ちか〜。下半身が衰えてくると尚のこと思う? 息子に悪いことをしたと!
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3185, 坂の上の雲
2009年12月24日(木)
NHKで「坂の上の雲」が何回かのシリーズで放送されている。私たちの年代が、この本に大きく影響されを受け、
日本経済成長期の精神的支柱になった歴史小説である。秋山兄弟と日清、日露戦争の中に生きる青雲の志を持った群像に
引きこまれていった思い出がある。日露戦争での兄・秋山好古の戦闘場面。そして、弟・真之が海軍の参謀として
バルチック艦隊を殲滅する場面は、当時の私にとって驚きの連続であった。 読みながら己の卑小さに改めて自己嫌悪を抱いたり、
彼らの志の純粋性に感化したことが懐かしい。当時、日本は西欧列強に対抗するための新国家つくりに青年達が坂の上の雲を目指して
必死に生きていた。司馬遼太郎は、日露戦争は奇蹟の勝利と看破、その奇蹟の演出者の代表に秋山兄弟を選んだ。
伊予松山の人、秋山好古、秋山真之である。 家柄といえば伊予松山藩の下級武士族であった秋山家の下級武士で、
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12月24日(月)
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