ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■4263, しまった! ー11
「自由の刑罰」の獄死か、獄内で、うち拉がれている人の山? それが世間という世界である。
・・・・・・・
3523, 都市型狩猟採集生活
2010年11月17日(水)
「ゼロから始める都市型狩猟採集生活 」 坂口 恭平 (著)
先日、「新潮45・9月号」を図書館から借りてきたが、そこに養老孟と設計士兼作家の坂口恭平の対談があった。
「都市型狩猟採集生活ー対談」がテーマで、上記の著書の内容についての対談。彼は巨大建築物を設計することに違和感を持ち、
これ以上、新しい建物を作っても仕方ない、それより現在あるものを転用したり、人が見捨てた場所を転用したりすればいいと考え、
路上生活者の家に興味を持った。都市から溢れ出た「ゴミ」によって作られた工費0円の家。その写真集「0円ハウス」まで出版。
たまたま図書館で、その写真をみたことがあるが合理的だ。 路上生活者は都市に落ちている余剰物を「自然素材」と捉え、
それらから家を建てている。彼らにとって、都市は鬱屈したコンクリートジャングルでなく、資源ゆたかな世界に見える。
坂口は、廃棄されるゴミを山や海の幸のように〈都市の幸〉と名づけた。 彼らは“都市の幸”で暮らせば、
政治、経済、労働、あらゆるものから解放され、自分自身にしかできない生活を獲得している。
ー以下の文章はアマゾンの書評にあったものをコピーしたものだが、なかなか考えさせられるー
* 「アルミ缶拾いは他人よりも先に拾わないといけない生業なのに、達人たちの話を聞くと、みんなあまりガツガツ
していないことに驚かされる。ようするに焦ってはダメなのだ。採集したあとは周囲を掃除する位の心の余裕が必要だ。
そんな姿を見ている人がいる。 それが次の顧客との出会いにつながるのである。」 (p.68)
* 「高い解像度で都市を見ることができるようになったきみは、社会のルールを何一つ変えることなく文句一つ言うことなく、
独自の生活をつくり出すことに成功する。・・・ 社会システムは、いくら変化させてもまた同じ循環を繰り返し、
人間を苦しめつづけるだろう。 それよりも まず、きみの精神、視点、創造性を変革させるのだ。・・・
<都市の幸>で暮らすことは、きみが起こすことのできる唯一の革命なのだ」 (本書P148)
* 「路上生活者支援に積極的なのはキリスト教会であり、それに比べて仏教寺院の多くが冷淡であるのはどうしてか?」
ーこの対談の最後に坂口と養老の言葉がよい。
坂口:意外だったのは、「都市型狩猟採集生活の民」たちが、激増する自殺に危惧の念をもっていたこと。彼らは、
「自殺する前に、なぜうちのバラックのドアを叩きに来てくれないのか?」という。うちの手伝いに来て、
アルミ缶を一緒に拾ってくれれば、金なんかなくても生きていけることが分かるのに、なぜ相談してくれないのか、と。
人生を失敗し、すべてを失ったと思っても、絶望して死を選ぶ必要がない。「どん底に落ちたら、とりあえず周辺を歩け。
歩けば何でも見つかる」と、住民の酋長といわれる男が言っていた。
養老:身体を使うことは大事。私が好きなイタリアの箴言に「どん底に落ちたと思ったらそこを掘れ」って。
▼ 日本にトレーラー・ハウスの住人が少ないのは、公営住宅などが揃っていたり、生活保護などの支給があるからか。
それにしても、ホームレスの仮設住宅?に合理性を見出すとは、感心させられる。カラスも雪国でチャンと冬を越せる。
何か無駄なものを人間は持たされてしまったのではないか! 立って半畳、寝て一畳というが、老後の心配で節約など・・
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3148,殺人事件の半分は家族内殺人
2009年11月17日(火)
先日、図書館で「新潮45・2009・7月号」{殺人事件の半分は家族内殺人}ー橘由歩 のレポートが目に入った。
子供の頃から両親に、「それぞれの家には必ず問題がある。だから、あまり深入りをしないこと」と言われてきた。
しかし、このレポートの題目をみるまで『殺人の半分が身内』とは知らなかった。さらに知人の殺人が9割を占める
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11月17日(土)
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