ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■4032, 「人生の知恵」ノート ー4
「米国の金融危機」と考えていますが、それは正しくありません。悪化原因は米国にあるのではなく、極端に外需に依存してきた
日本の産業構造にある。戦後最長といわれた2002年から08年の日本の好景気は、米国のバブルに乗ったものです。米国の住宅価格の
バブルによって、結果として日本の輸出が伸びたという現象が起こっていたのです。当時の米国では3パーの物価が上昇していたが、
日本では0パーセントことが円安に拍車をかけていた。・・そのバブルが弾けてしまったのだから2002年前の水準に戻るのが当然。
数字で言えばピーク時の07年度に対し輸出で20パーセント、GDPで10パーセント減になる。09年の2月の輸出額は3兆5300億、
これは1984年度3月と、殆んど同じ。 この事態に、政府はエコポイントで家電や自動車などの購入を支援している。
これは今の製造業が、政府の支援にしがみついて生きている状態である。これも期間が終了をした時には反動として跳ね返ってくる。
それは時限爆弾になる。 日本の潜在的失業率は14パーセントというが、これが打ち切られれば、失業率が10パーセントを越える
可能性が高くなる」等々、刺激的内容である。彼の著書「世界経済危機ー日本の罪と罰」をダイジェストとし述べているといってよい。
欧米の失業率が10パーセントに対し、これだけ悪化している日本が5パーセントは、明らかに変である。それが一挙に二倍、
三倍になると、どうなるか考えただけで恐ろしくなる。 他人事では決してない。まだ日本の消費税を5パーセントに抑えてあるから、
少しは救いがある。これが、既に欧州並みの20パーセントで、これだけの赤字なら救いがない。 したがって早めに政界再編成をして、
消費税のアップが必要である。ただし国民を納得する上にも国会議員、地方議員も定数を半数か、三分の二にしなくてはならない。
スマトラ沖地震の津波の映像で、向うから大津波が来ているのに、浜辺で海水浴をしている観光客を思い浮かぶが。
・・・・・・・
2926,中沢新一の『三位一体モデル』 −5
2009年04月09日(木)
『三位一体モデル』中沢新一著 −読書日記
*「三位一体モデル」を読んだ人たちの座談会
それぞれの職業の立場で考え出した三位一体モデルの事例が面白い。これからみても思考モデルとして充分に使える。
私の思考法として利用しているのが、この随想日記である。 テーマ選定から始まり、それを起承転結にまとめあげる、
そのプロセスで頭の中を整理していく。第三者から見れば、私の脳の中が少しは見ることができるのだから面白いだろう。
=その事例から=
ー広告代理店の勤務ー
「精霊(代理店)」と、「子(お得意先の企業)」は、一緒になって、見えにくくなった「父(理念)」を
探しにいく旅に出るということでしょうか。 父は「企業の社会的価値」と理解できる。
ー中学校の教師ー
自分(教師)を「子」とすると、父が「法則」「原理」「先人の知恵」。
そうすると、まずは<成功や幸福という概念>が「父」だと思われます。
分かりやすくいうと予備校の教師群こそが「精霊」なのです。
資本主義社会では予備校こそ一番分かりやすい「三位一体モデル」です。
ー音楽業界にいるものー
先ず「子」として、音楽家とする。そして私たちは音楽産業を「精霊」の場所とする。
父の部分を逆算して「歌われるべきもの=神の意思」と。この原型になるのに教会音楽がある。
神の思し召しを、バッハが音楽を通して地上の民に伝えてくれる。それを伝える場所が教会であった。
ースポーツ業界にいるものー
ルールが父なんです。見えないけど絶対の「神」です。「子」が選手です。
「霊」の中には、「競技場」とも「観客席」ともいいし、「テレビ」でもいいと思います。
いっそ、「スポーツ業界」ともいえる。いまの時代に、もっとも考えられているのが、この部分です。
一番のポイントは、装置化した「霊」の部分が、「子」の材料を探してくることです。
スポーツでは、三位一体は考えやすいのです。何しろ「父」が確固として存在しているからです。
ー料理人ー
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04月09日(月)
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