ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■3699, 自己を見つめる −20
そもそも答えを探すところからわからなくなっている。 手探りで失敗を繰り返しながら答えを導き出すという習慣がない。
そして、よしんば答えを得たとしても、それが正解であるか間違いであるか検証する方法もしらないのである。
 だから、初めから「新聞やテレビの情報は正しいものだ」という前提で、そこにある情報を収集し、それを覚え込もうとする。
これが間違いである。 こんなことをすると、昨日の夕食に何を食べたか思い出せないように、情報は体外にそのままストンと
流れ出て終わりである。 なぜ、体内に残らないのかと言えば、それは、本当に自分の血となり肉となる情報でないばかりか、
せっかく取り入れた情報でも自分で加工しようとしないからだ。 情報といいうものは、加工しないことにはなんの価値も
生み出さない。 いくら収集しても放置してしまえば、そこから何も生まれない。 従って、手に入れた一時情報の意味を考え、
時に疑い、ストックした情報と照らし合わせて、栄誉のある情報だけを吸収して自分の中に取り込み、あとは捨てる・・・
こういったプロセスを経ないと意味がないのだ。 加工のプロセスを有効に働かせるには、まず、自分の頭の中に「棚」を
つくることである。 ようするに、情報を整理しておく場所である。 私の頭の中には現在、50〜60の棚がある。
そして、新しい情報が入ってきたときに、棚に置いてあった情報を引っ張り出してきて、合成し、最後に必ずこう自問自答する。
「ようするに、これってどういうことなんだ?」 こうして初めて、「自分なりに加工した情報=新しい考え」が出てくるのだ。
しかも、「ようするにどういうことなんだ」と、いったん考えたことで、それが個別の「知識」としてでなく、
「文章」として頭の棚に入っていく。 こうすると情報は記憶され、よほどのことがない限り忘れなくなる。
なぜなら文章はそれ自身で「意味」があるからだ。 これが、私(大前)の情報整理術の基本である。
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 このブログを私の情報倉庫として活用しているが、上記の活用術と重なる部分が多い。 それを生業としているプロは、
情報活用を前提としているので、棚を使いやすくしてある。 それと、キーワード、「ようするにどういうことなんだ」と、
一ひねりを最後に入れて意味にまで高めている。 私の場合それが甘いと気づかされた。 ネットを利用さえすれば、
いくらでも情報を得ることが可能である。 そのためには、自分の頭の棚を作るべし、とは正にとうを得たりである。 
逆に情報活用だが、いま一つ知恵まで到達して得ないことをズバリ指摘されたようである。 まだ、真剣度が足りない?。
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2959,閑話小題
2009年05月12日(火)
 * 金メダルを取れる人
「金メダルを取る人は、トップレベルの才能のある人は逆に取れない」という。
トップレベルの人を目標に背中を追っていた「三番手、四番手の人」の方が、努力をするからである。
一番手の才能の人は、そのこと自体の有難さが分からないから努力をしなくなり、こぼれていく。
その重なりの中で、結果として金メダルの道を歩くことになる。必死に努力した方は、その努力に愛情を持っているから、
心の芯になってしまう。ここに金メダルと、途中で挫折する才能のある人の差が出る。何か亀とウサギの御伽話のようだが、
人生の深い示唆があるような話である。 二代目が大成しないのと同じか!
 * 物語をつくる
毎日、随想日記を書き続けて、あと40日ほどで3千回になる。随想日記も考てみれば「小さな物語」である。 
物語とは、テーマの設定と筋書きつくり。文章作法の起承転結という筋書きの中で、味付けをしなければならない。
その上に魂を込めない限り読むものの魂に響いてはこない。そうそう毎日、魂を込めるのも並大抵ではない。
一年ごとに見つめる自分の目も怖い。しかし一度、物語にしてしまえば、記憶パッケージ化したことになり、
魂の記憶として長期間残ることになる。
 * エーゲ海クルーズと吉田類の酒場放浪記
 ≪字数制限のためカット 2011年5月12日≫
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2595, 閑話小題

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05月12日(木)
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