ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■2896, オーラをみたことがあるか? −2
個の力を強めるパーソナルテクノロジー、管理されないネットの自由を信奉する考え方が結びついたのだ。
ーー
解)
著者は「中央集権的な、経営者的な、社会的な視線より、全く違ったPC革命を見通せる
技術者の目が必要」と看破している。それは一人一人の自由を尊重する考えである。
これはオープンソース化に繋がるものである。
それとオープンソース化などで、技術が日々革新されていく中で、革命的な技術者の目が
更に必要になる。世界の頭脳が繋がってしまったから、そこには止まることのない進化が
核爆発を起こしているのである。 その爆発の先を透視できる技術者の目こそニーズとなる。
全く統制経済の社会主義とは何だったのだろうか? 逆だったのである。
世界はネットで根底から変化を始めた。 「全く違う地球が、もう一つ出来た」
と著者が述べているが、その象徴がグーグル・アースである。
そして、少し違った切口になるが、アップルの「iMac phon」である。
ー つづく
・・・・・・
2007年03月10日(土)
2167, 「日の名残り」 ー1 読書日記
才八∋ウ _〆(∀`●)
福田一男著「成熟への名作案内」で紹介してあった本である。
さっそく、インターネットで取り寄せた読んだが、英国在住の日本人作家カズオ・イシグロ(石黒一雄)が
執事スティーブンスにー偉大さの条件は、品格にあるーと言わせているところが良い。
ー2007/01/20 に「2118, 品格について?2 」ーで書いたが、その本の中で、他に幾つかのプロとしてのあり方、
そして品格について、英国的文化にも興味を引かれる。英国の上流階級のマナーと考え方と教養とは何かを、
執事の眼を通して論じている。ホテルのマネジャーの職業に似ているところがある。
何か反省させられるところが多い本であった。
パタゴニアに行ったとき、ツアーの品の良い中年の添乗員が、若い時に何年間か英国暮らしをしていたといっていた。
(大手銀行系から脱サラしたが、事業に失敗して・・・・)「執事のつもりで、何なりと仰せ付け下さい」
という言葉の通り、執事のように自分を押し殺し手際よく役割をこなしていた。
この本を読んでいると、英国の歴史の深さと豊かさが感じられる。
イギリスといっても、その背後にはオーストラリア、南アフリカ、カナダなどの国が連邦をなしていて、
英国人が多く住んでいる。日本とは、その隠れた豊かさのレベルが違うようだ。
ーー
旅先の最後の日、桟橋で見知らずの老人と話す場面がある。
その老人の言葉がよい!「なあ、あんた、わしはあんたの言うことが全部理解できているかどうかわからん。
だが、わしに言わせれば、あんたの態度は間違っているよ。いいかい、いつも後ろを振り返っていちゃいかんのだ。
後ろばかり向いているから、気が滅入るんだよ。何だって?昔ほど仕事ができない?
みんな同じさ。いつかは休むときくるんだよ。わしを見てごらん。引退してから、楽しくて仕方がない。
そりゃ、あんたもわしも、必ずしも若いといえんが、それでも前をみなくちゃいかん」
その時だったと存じます。男がこう言ったのはー「人性、楽しまなくちゃ。夕方が一日でいちばんいい時間なんだ。
足を伸ばして、のんびりするさ。夕方がいちばんいい。わしはそう思う。
みんなにも尋ねてごらんよ。夕方がいちばん一日でいい時間だって言うよ」
男が立ち去ってから20分ほどになります。私はここに残り、いまの瞬間をー桟橋のあかりが点燈するのを待っておりました。
さきほど申し上げましたが、楽しみを求めてこの桟橋に集まってきた人たちが、点燈の瞬間に大きな歓声をあげました。
その様子をみていると、先ほどの男の言葉の正しさが実感されます。たしかに、多くの人々にとりまして、夕方は一日で
いちばん楽しめる時間なのかもしれません。では、後ろを振り返ってばかりいるのをやめ、もっと前向きになって、
残された時間を最大限楽しめという男の忠告にも、同様の真実が含まれているのでしょうか。
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03月10日(火)
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