ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■2677, 閑話小題
選挙期聞中だったからかもしれないし、私という存在自体をなくしてしまいたかったのかもしれません。
結局、わたしを守ってくれたのは、少年法という法律だけでした。
暴力を受けること、口を封印されること、それが生まれたときから、
すでに決定されていた事柄なら、自分でひっくり返して、踏みつけて、蹴散らして、何がいけないの?

 兄みたいに、父親の輝かしい学歴や経歴に押しつぶされ精神に異常をきたすより、わたしの方が、
よっぽど健康的なんだから。だって、わたしたち家族は、まるで表面は無傷で綺麗なフルーツに見えたでしょ。
でも世間なんてアホだから、その中身が、どんなに虫に喰い荒らされ腐っていようが、
量ろうともしない。指でつけられたへこみしか見つけられないじゃないって、そう思っていましたから。

 でも、時間の経過とともに、その気持ちは曖昧になり、不安なものへと変わっていきました。
わたしは、行き場所を探していたし、自らがその答えを出さなければならないことも知りました。
兄にどんな目に遭わされても流したことのなかった、涙も顔を伝わるようになりました。
そんな時に、生きる術を教えてくれたのが谷川俊太邸の本だったのです。

   ーーー
   現役の銀座ママが、よくぞここまで書けるものである。
   父親も健在のようだし、火宅の内情をそのまま書いてよいのだろうかと、
   考えるのは、まだ書き手として甘いのだろうか?
   こういう背景があったから、銀座で双子のママの一人として生きていけるのだろう。
   私が学生時代に入っていた寮が、早稲田大学の理事の自宅の庭にあり、
   24室ばかりの馬小屋みたいな平屋の建物だった。そこに政治家志望の学生が数人いた。 
   さらにOBも卒業しても、酒を持って世間の憂さ晴らしにきていた。
   
   そのOBの中の兄弟と親しくなりと(弟は学生で在寮)、
   その兄の政治家秘書と酒を飲みながら政治家の裏話を聞いていた。
   本人は県会議員になるのが夢だった。(その後、結果としてなったと風のうわさで聞いた)
   彼の政治家像の話が、‘ますいさくら’の両親の政治家の姿と酷似している。
   「政治家は、あるべき理想の姿をデッサンして、それを演じるのが仕事だ。
   自分が、ああだこうだは、存在しない。それも長年かけて、その虚像を創り上げ票に結び付けなくてはならない。
   それと、大物政治家のコネとネットを張っていくのが仕事である。」
   等々、聞いていて、その道のりは遠くて険しいものだと思った。

   彼女は、政治家とは、そういうものという知識が無かったのだろう。
   あったとしても、受け入れることが出来なかったのかもしれない。
   これだけ、内と外面が違う人種はいないからだ。
   まずは世間を受け入れ、それに合わせて演技をするのが彼らの仕事である。
   そういえば、世の中の全ての仕事は、そうなるが。政治家は、世の中を良くしていく体裁が求められる!
   政治家だけは、なりたくないし、なれない!
   
・・・・・・・
2006年08月03日(木)
1948, ローマから日本が見えるー19  
                 \(^▽^*)おは!              
           ー読書日記ー
第八章 「パクス・ロマーナ」への道 −2
     ー皇帝への「5枚のカード」ー

彼は気づかれないように皇帝になるため、一枚ずつカードを集めていった。
カードゲームで、一つ一つはつまらない手札なのに、5枚揃うと「最強の手」ができるのに似ている。
    その5枚とは、
   1、アウグストゥスとカエサルの名
   2、「第一人者」の称号
   3、インペラトール のちの「エンペラー」の語源になる名だが、戦の勝者をいう。
     これもこの時点では単なる称号に過ぎない。
   4、全軍最高司令官
   5、護民官特権
    −護民官とは貴族階級に対して平民階級の政治的権利を守るために生まれたもの。

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08月03日(日)
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