ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■2198, リーダーシップの旅
三十代半ばから四十代は、「人生の正午」に当たる。
学校を出て働き始めて二十年近くが過ぎ、定年を迎えるまで二十年少しを残している。
十分に経験を積み、現実もそんなに甘くないことは分かっている。
そのぐらいの年齢で、自分は本当に何を実現したかったのかを考え直す意味は
非常に大きいのではないだろうか。(中略)
今なぜ仕事をしているのか、その会社や組織で働くことにどういう意味があるのか、
自分のいる場所にとどまり、会社や組織、社会に対しても貢献できて、そして何より
自分が生きいきできる夢とは何なのかを、考えることもできるのではないか。
とどまって挑戦する。精一杯やって、どうしても駄目だったら、
別の場所を考え始めればいいのではないだろうか。
そう私は、強く、とても強く信じている。
中年の夢は、自分と真剣に向かい合い、よりよく生きるためのガイド役になりうる。
だだ、そうかといって、中年の夢が、神の啓示の如く、非連続に突如降りてくる
というわけでもないだろう。
むしろ今まで生きてきた自分、自分が無意識にしても大切にしてきた
自分との連続線上に、夢が浮かび上がってくるものだと考えられる。
(161〜162ページ)
「リーダーシップの旅」 ー 見えないものを見る (新書)
野田 智義 (著), 金井 壽宏 (著)
目次
序章 「リーダーシップ」はなぜ心に響かないのか
第1章 リーダーシップの旅
第2章 なぜリーダーシップが必要なのか
第3章 旅の一歩を阻むもの
第4章 旅で磨かれる力
第5章 返礼の旅
・・・・・・・・
ー以下は、あるHPにあった感想文であるー
著者はリーダーを「変革と創造を扱う人」と定義。
できないと思われていることを変える、これまでにないものを創り、
創りあげた後は当たり前として常識にしてしまうのがリーダーたるものという。
リーダーはひと握りの選ばれた人が担う役割ではなく、社会のあらゆるところ、
階層で必要な存在。周辺は「無理だろう」と手がつけられていない問題が山積している。
そこに切り込むのがリーダーの仕事である。
「社長になろうと思って社長になった人間はいても、
リーダーになろうと思ってリーダーになった人間はいない。
リーダーは育てるものではなく育つものだ」と説いている。
リーダーが育つ過程を「旅」になぞらえ、「リーダーシップの旅」は、
けっして明るく楽しい旅ではなく、
「暗い森の中、じめじめした沼地を歩き続けるようなもの」という。
「リーダーシップの旅」を3つのステージに分けて、
・第一ステージは「リード・ザ・セルフ」の段階で、
まずは、困難な旅への一歩を自分が歩み出すこととしている。
沼地を歩き続けるには「なぜ歩くのか」という信念が必要で、自分の基軸と呼ぶ。
人を導こうとするのではなく、自分が自分の旅をリードして、ひとり沼地を進み、
ふと振り返ったら仲間が付いてきていた。
それが「リード・ザ・セルフ」が実現した状態という。
・第二ステージは「リード・ザ・ピープル」の段階で、
困難な旅を続けながらも、絶えず自発的に人がついてくる状態をいう。
旅には予期せぬ事態や思わぬ障害がつきものですが、リーダーがその対処に忙殺され、
いらだち、夢やロマンが見えなくなる。
「ある日突然振り返ったら誰も人がいなかった」という不安にさいなまれるようになる。
この不安と向き合いながら、旅を続けるには「無私」の精神が必要となる。「
私心と戦い「他者に活かされている自分」という感覚をもてるかどうか。
それが「リード・ザ・ピープル」の実現という。
・第三のステージは「リード・サ・ソサイエティ」の段階で、
自分を社会的な存在にまで高めることで、
松下幸之助や本田宗一郎が到達した究極のリーダー像。
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04月10日(火)
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