ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■2036, 躁鬱病について −4
‘ハードを、ソフトに置き換える’
‘色即是空、空即是色
などが直ぐ思い浮かぶ!

ーさらに、この本のポイントになる文章を抜粋する。
「レベルの高い難しいクライミングをいくつもこなした後、
何がしたいかを問われたある男は言ったそうだ。
歩きたい、と。
道の方角へずっといつまでも歩いていたい、
そういったんだ。」
この言葉が彼のこれまでの人生を築き上げてきた哲学のように思えた。

実践からくる彼の言葉は一言一言重く深く響いてくる。
禅坊主の、シンプルと似ている。

ー著者の言わんとする一節があったー
人類がアフリカで誕生して以来、先祖は移動を繰り返してきた。
山を登り、川を越え、海を渡り、空を駆け、厚さにも寒さにも適応し、
今ではジャングルや沙漠、氷河にさえも人の息吹がある。
人間はあらゆる環境に生き延びる野生を持ち、その土地を生き抜く
強い生命力を備えている。
あるき続けることによって、肉体も精神も変化をし続け、その過程で
あらゆるものはそぎ落とされて、最後には本当に必要な知恵だけが残る。
人は旅の中で見て、聞いて、考える。
厳しいフィールドに身を置いている時に感じる幸せも、
異文化の中で生活している時に感じる幸せも、
それは変化を求められることへの喜びなのかも知れない。
自分はまだまだ歩き続ける。
自分にとって、生きるということは旅をすることだ。
それは揺るぎない。

ーーーー
「全ての装備を知恵に置き換えること」
            石川 直樹 (著)       
石川 直樹
1977年東京生まれ。
高校時代にインドを一人旅して以来、世界中を旅するようになる。
北極から南極までを人力で踏破する地球縦断プロジェクト「POLE TO POLE」、
世界7大陸最高峰登頂の達成など極限を目指すとともに、
人類学、民俗学などの領域に関心をもち、行為の経験としての移動、
旅などをテーマに文章・写真作品を発表している

・・・・・・

2004年10月30日(土)
1306, 究極の観光旅行

朝のニュースで、例の男が「死体で発見された」と報道していた。
「現在の若者の究極の面白い旅行が、イラク旅行」という話は聞いていたが、
これが現実である。

ヨルダンのアンマンで宿泊していたホテルマンと、同宿していた日本人が、
イラク行きを止めるように説得したが、「大丈夫!」と振り切って出かけたという。
何おか言わんやである。

ロシアン.ルーレットゲームの玉が当たっただけなのだ。
この男は究極のゲーム(命を駆けたエクスタシー・ゲーム)を
楽しんだのだ。

イチイチこんな連中のために、自衛隊がイラクから撤去する必要はない。
「北海道の共産党の馬鹿親子」と、薬中の「あの女」のために、
生命の尊重とかで、日本中が慌てふためいた騒ぎは何だったのだろう。
あの救出劇が正しかったかどうか。

民主党の岡田党首が、
「この責任は首相にある!」とかいっていたが、
「このボウヤ、何をいているの?」のレベルである。
小沢一郎が呆れるのも、当然である。
次の首相候補というから、お笑い以下である。
これが真っ当の理屈でないのは、誰でもわかる。

筋が入ってない言葉は、直ぐわかるから恐ろしい。

・・・・・・・・・
ー数日前の産経新聞の「産経抄」の内容がよい。
 コピーを貼り付けておきます。

何という奇跡、何という発見か。地震発生以来行方不明だった車の母子のうち
男の子が埋没現場から救出された。
それとは対照的に暗い話だが、小欄はイラクの武装勢力の日本人拉致を書く。
小泉首相が「自衛隊は撤退しない」と言明したのは当然だった。

 ▼とはいえ、国には国民の生命保護の義務と責任がある。
 救出に全力を傾注すべきこともまた当然だが、二十四歳のこの男性のイラク入りは
 ボランティアのためなどではない。
“何でも見てやろう”的漫遊の途上だったという。
 その無謀と軽率がやり切れないのである。


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10月30日(月)
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