ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■2025, 「私」のための現代思想 −13
「仮面」が役割であり、「その下の顔」が「私は〜である」という形式の
「超越確実言明」です。
芝居を上手く演じるには、ある程度その「舞台」、つまりは<世界>に
没入しないと上手くいきません。「没入できる」ということは
「戻ることができる」ということが前提です。それは、「私が〜である」
という「超越確実言明」にしっかり支えられている状態であれば、
役割から降りることもできるし、役割に没入しても、「仮面の下の私」を
無くしたりしません。
ーーー
仮面を見極め、仮面を演じる、これを趣味にするのも
面白いだろうが、傍から見れば下手な三文役者の姿がみえみえである。
「超越確実言明」がしっかりして、役を演じているのが、
あの代議士たち。
ちゃうちゃう、絶対違います!と、天の声が聞こえてくるが!
最近は「超越確実言明」の出来てないのが、多くなっている。
元々いたが、目立たなかっただけか?
(。・ω・)ノ☆゚+.バイ!
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2005年10月19日(水)
1660, 「人生の実りの言葉」−1
読書日記
「中野孝次」著の
「人生の実りの言葉」がよい。
その冒頭の「愛」についての言葉が胸に突き刺さる。
愛について、これだけ解りやすくストレートに語っている言葉も珍しい。
まずは、その一説を書いてみる。
ーーーー
1、愛について
わたしの誕生を司った天使が言った
喜びと笑みをもって形作られた小さな命よ
行きて愛せ、地上にいかなる者の助けがなくとも
ウィリアム・ブレイク (著者訳)
The Angel that presided o'er my birth
Said, "Little creature, formd of Joy&Mirth
"Go love without the help of any Thing on Earth"
わたしがこの詩句を知ったのは、ドイツの作家H・E・ノサックの小説
『盗まれたメロディー』を訳しているときだった。
小説の中ではこれは流行歌の歌詞としてさりげなく出されていたのだが、
わたしはただちにこの言葉の魅力にとらえられた。
こんなに直戟に愛というものの性質を示した言葉があるだろうか、とおもった。
この詩句の要である”Go Love”という二つの単語を一つにしたところに、
この詩のすごさがあるのである。
一方的な、自発的な、無限の無償の行為としての愛の性質が、
そのことによってくっきりと描き出された。
ノサックはこの詩句の背後にはこんな思いが潜んでいるのではないかとして、
『絶望のむこう側にだけ、ひょっとすると、他人を助ける可能性があるかもしれぬ。』
という章句を書いているが、たしかにそういう冷えきった荒涼たる背景の中から
このほとばしるような命令「行きて愛せ」が発せられたような気がする。
ブレイクは愛の詩人と言っていい。
ひとの悩みを見て
自分も悲しまずに おれようか?
ひとの嘆きを見ながら
いたわり 慰めずに すまされるか?
「ひとの悲しみを」寿岳文章訳
そういうブレイクの生涯の思いを圧縮した言葉が、ここに引用した
”Go Love”だとわたしはおもう。
こういう言葉は一度心につきささると忘れられないものになる。
そして折々に心のうちに浮かびあがって、われわれの人生をみちびく。
それが真なる言葉の力だ。
ーーーー
以上だが、
この「行きて愛せ」という言葉は実に力強い。
ひさびさに素晴らしい言葉に出会った。
いま一度復唱してみよう
わたしの誕生を司った天使がいった
喜びと笑みをもって形作られた小さな命よ
行きて愛せ、地上にいかなる者の助けがなくとも
・・・・・・・
・・・・・・・
2004年10月19日(火)
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10月19日(木)
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