ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■1879, つれづれにー
このように私も当時の酒中日記が書いてあったら、
それぞれの懐かしさが具体的に記憶に鮮明に残っただろうに、残念である。
「金沢などの当時の人間関係を織り込んだ酒場でのやりとり」
が書き残してあったら、私にとって絶品の内容になっただろう!
誰もが、酒で多くの気晴らしや、ほろ苦い出来事や、面白い記憶があるはずだ。

この本では、
酒を通じての交友、
華やかな祝い酒、
酒乱とその翌日の後悔の時間、
大酔しての活躍状況、
いくら飲んでも底なしの人物……
その他いろいろ、各種各様のタイプの酒にまつわる話が次々と出てくる。

吉行淳之介から、安岡章太郎、瀬戸内晴美、遠藤周作など、
現代文学史に出てきそうな人たちから、山田詠美、吉村昭までの32人の作家による
エッセイだから、面白くないわけがない。

「某月某日」で始まる(酒を飲むこと)をテーマに、軽く書かれたが内容は生々しい。
「バーからバーへとはしごを続け、気が付くとパジャマで朝の新宿を歩いていた」とか、
作家同士、昼日中に相手の家に押しかけ、飲んでは人を呼び自分も出かけるという、
「作家」イメージが見事に再現されている味ある文章が続く。

「朝、家で起きてみると、やはり目の前に大きな鬱のクマがいた。
しかたなく、また死んだフリをする。」など、
酒飲みの何ともいえない心理を書いている作家もいる。

銀座に遊ぶ作家たちの賑(にぎ)やかな酒もいいが、
京都逗留の水上勉の一人酒の話もよいものだ。
創作の疲れか、女性問題の悩みか、花見小路や先斗町を
フラフラと飲み歩く姿が目に浮かぶようだ。
孤影悄然とした水上の一番輝いている姿だろう。
 
次に、具体的に彼らの文章を書き写してみたい。
                  ー つづく
 ーーーー
「酒中日記 」
  中公文庫
吉行 淳之介著

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2004年05月26日(水)
1149, ああ結婚! −1

結婚について『随想日記』の中で、多くを書いてきた。
長い歴史の中で一番多くのドラマが、結婚という結びつきの中で生まれてきた。
そのドラマは、多様で深遠で、いくら書いてもつきない。

そこで、格言集の中から面白そうなものを探してみたところ、
あるある、とびきり深い奴が、いくらでもある。
赤裸々な人間の本性が、結婚という名のもとにあらゆるカタチで露出している。
結婚前には、知らない方がよいことがあまりにも多い。

そこにあるのは、相性と、忍耐と、諦めと、思いやり、である。

以下のインターネットで調べた格言は、読めば読むほど男女の溝の深さを感じる。
と同時に人間の本質がそのまま、可笑しくも、悲しく顕れている。

 一番こころ、うったのは、
「ずいぶん敵を持ったけど、妻よ、お前のようなやつははじめだ!」
 ーバイロンーである。
過去の亭主どもが、この言葉を殺意?を持って何度つぶやいたことか!
 女房も同じだが。
 
自分に甘く、他人に厳しいエゴイズムが、ぶつかりあう先ず初めての場が結婚生活だ。

手持ちのジョーク集の中に面白いものがあった。
実際にありそうな話だ。

ー「こわい話」
男A「棺桶にテレコを隠しておいたんだ。
       ‘おい開けろ!’って声がしたはずなんだが」
男B「奥さんビックリしたろうな!」
 A「いや俺がビックリしたんだ!」
 B「なんで?」
 A「昨夜はおくさんがひとりで通夜してたはずが、 
   なんの騒ぎも起きなかったんだ!」
 

ー面白く、深いから、ご覧あれ!!
 それも何回も!

 ー結婚についての格言ー 

・女には、どうしてもわからないテーマが一つある。
 男は仕事に注ぐだけの熱情をなぜ家庭にそそげないのか、ということだ。
                    D・デックス

・女はみんな結婚するほうがいい、男は一人も結婚しない方がいい。
                    ベンジャミン・ディズレーリ


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05月26日(金)
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