ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■1768, セブン・イレブン
公共事業も半減せざるを得なくなるのも自明のことだ。


社会は全体より個人が優先されるようになり、
働かない自由も、世間一般的に承認される。
またライフスタイルの多様化がますます進むことになる。


「人口減少経済」の中にあって、日本の経済システムの再構築が
おこなわれなくてはならない。
地域経済システムの再構築が当然の事として、おこなわれる。


人口減少下の生活設計も根本的に変えざるを得ない。
ソ連の解体と同じ結果が待っているのだ。
解っていても、どうにもならない事態である
勝ち組は一部に限られ、大部分は負け組みという形で収入は激減する。

いずれにしても、これからの若い人にとって、
「断絶の時代」が待っている。


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ーある書評
日本経済新聞 朝刊
(2004年6月20日掲載)
 
「人口減少経済」の新しい公式、
方策の問題点突き、通念崩す
――松谷明彦著

 一国の経済の運営は長期を考える「参謀本部」を要する。
日本ではその役目を霞ケ関が担ってきた。
この本の著者はまさに霞ケ関出身であり、その使命にふさわしく、
長期を熟慮した大いなる問題提起の本を書いた。
人口減少という、避けてとおれない重要事をつきつめて考察し、
しばしば提起されるふたつの逃げ道のあやしさを衝(つ)く。

 ひとつは出生率の上昇である。
働く女性がふえてもスウェーデンのように子育てと両立する雇用慣行、
ファミリフレンドリイな施策をとれば、高齢化は防げる、という方策である。
他は、昨今の経団連の提言のように外国人労働者をいれて問題を緩和しよう、
という方策である。

 このふたつの提案を人口の分析というきわめて確度のたかい根拠から否定する。
出生率の回復をまつ前にもう高齢化がきてしまう。
そして外国人労働者で人口高齢化をふせぐには、二十五年後までに
二千四百万もいれねばならず、しかも問題の先送りにすぎない。

 この本が人口を軸として将来を予測した結果は、通念とはまるで違う。
地方の繁栄と大都市圏の衰退である。
いま比較的若者が多い大都市圏はこれから高齢化の影響をまともにうけ、
就業機会も所得もおとろえる。他方、地方こそ一人あたりの所得は増加する。

 企業経営も大きく変容せざるをえない。
売上げ拡大よりも収益率重視となる。そのもとには投資から消費に力点をおく
経済がある。そして高齢化のもたらす諸問題、年金、金融システムなどに
たいし、明確な対策を提案する。鋭い分析の書である。

 ただし将来の姿を描くとき労働面では通念につよく依存するのがもったいない。
これまで会社への忠誠心が高く長時間とにかく正確に作業しそれが効率のもと、
とみる。それゆえ高齢化の影響がはなはだしい。

だが、わたくしが職場で観察したかぎりでは、相当に高度で知的な、
それゆえ高齢化によって損なわれない技能がある。
それを拡大できれば、やや別の姿が描けるかもしれない。
それが将来を描く要点、対外競争力に迫ることにもなろう。
(日本経済新聞社・一、九〇〇円)

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2004年02月04日(水)
1036, 一人遊び −2

以前「一人遊び」を書いたことがあるが、再び書いてみる。

一人遊びができれば人生の問題の大部分を解決できるだろう。
自己完結をしたことになるからだ。
一人で散歩をして、読書をし、一人食事をして、一人で考え、一人街を歩き、
一人買い物をして、一人で旅に出て、一人仕事をする。
一人遊びは人生を通して、特に晩年に要求される。
これは訓練と練習で身につけることが可能である。
しかし長い年月の積み重ねが必要である。
その積み上げた一人の楽しみを知ってこそ、人との楽しみも数倍に膨らむものだ。


いま35年前の日記を書き写しているが、一人でよく遊んでいたことに驚く。
若かったことと、遊ばなくては神経のバランスが保たれなかったのだろう。

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02月04日(土)
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