ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■1625, 戦略的思考について−2
もう一つのチャンスは、大学時代である。
嫌になるほどの、自由な退屈な時間と、有り余った時間の中で、自分の人生の
「予行練習」と、「人生計画」を練り上げる。
多くの分野の本を読んだり、多くの人と出会い議論するのは、その知識を得る為である。

クラブ、寮、ゼミの先輩、教授から、その準備期間に如何に多く教え頂くかで
決まってくる。
その時に、如何に準備に集中したかで長い人生が決まってしまう。
「べき時に、べき事を、べくすべき」ということだ。
10歳までは親の責任である。
好奇心と、自主性と、やる気を壊さないように導き出してやれるかだ。

しかし,それだけでないのが人生だからこそ面白い。
反面教師として、それをのりこえる場合も往々にしてあるから。
いや無いか!


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2003年09月14日(日)
893, 「バカの壁」ー読書日記−1

 以前から気になっていた本だが、ついに買った。
この人の本を多く読んでいたので、立ち読み程度でよいと思っていた。
しかし金を出して、手にとって読むと真剣度と理解度が全く違う。

人間は、本気になって知ったこと以外「バカの壁」に囲まれている存在である。
教養とはその「バカの壁」をいかに多く取り除いた状態の程度といってよい。
といってその壁は取り除けば取り除くほど、更に自分を取り囲んでいる多くの壁に
気がつく。

 この本では、「詳細を知らず、かつ知ろうともせずに上辺だけを見みて、
わかっていると思いこんでしまうことの恐ろしさ」を指摘している。
「わかっている」という思い込みの怖さである。
「人間は全てそんなものだが」と書いた後、そこで「人間を解っているつもりの
自分の壁」に気付いて驚くことが度々ある。
小さい世界から一歩も外に出たことのない住人は、この壁が頑強に
取り囲んでいる世界が全てである。その壁に囲まれている自覚すらないから
更に恐ろしい。そういう壁が全ての人に存在している。

 「知識と常識」「科学的事実と科学的推論」「意識と無意識」「脳と身体」
「都会と田舎」等々は、違うものであるという「二元論」の重要性を説いている。
「ものごとには良い面と悪い面があるということを認識しよう。それには実際に
経験するのがいい」というのがテーマでもある。

 一般に良いこととされる言葉--
 たとえば「個性重視」,「効率化」,
 「景気回復」「人間性」なども,考えるとそうである。
「個性重視」... これは最近あまりいわなくなったが、我がままの人間とどこで
        線を引くのか
「効率化」..... 仲良しクラブも良いところがある?のではないか
「景気回復」... ハイパーインフレになっても良いから目先の阿波踊りが良いのか
        ー景気回復が本当に良いのか
「人間性」..... いい訳に使う言葉に最適である

「物事は全面的に良いものではなく,良い面と悪い面があるものだ」と、
「一元論」を否定し,「二元論」を示唆している。
話せば分かる,という世の中にするためには,多くの人が「一元論」の考え
方から脱却し,「二元論」を受け入れることが必要としている。

・「いくら話してもわかってもらえない」
・「想いがどうしても伝わらない」
 誰もが味わう苛立ち、不快感。
それを解くキーワードは「バカの壁」である。
それぞれの固定観念ー常識こそ「バカの壁」ともいえる。
「'話せばわかる'なんて大嘘だ」と思ったことは誰にでもある。
「バカの壁」こそが、コミュニケーションの断絶を解くキーワードである。
他人の壁はよく見えるような気がするが、実際見ているのは自分自身の壁の
場合が多い。

 この壁についてわかると、身の回りの話が通じない人の思考がわかる。
大人と子供、上司と部下、さらにアメリカとイラクとでなぜ話が通じないのかも
わかってくる。誰もがぶつかる人生の問題について、「こんなふうに考えてみては」
と様々な視点を提示している。

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09月14日(水)
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