ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■1597, ひらがな思考術 −2
自分の好きな映画の「男はつらいよ」の寅さんへの気持がそのまま書いてあった。
ー27年間に48作、多くの人が寅さんとともに充足をした至福の時間を共有してきた。
寄せられた手紙の一つ一つが、映画「寅さん」がわたしたちに残してくれたものの
重さを物語っている。「寅さん」という存在は、その自由な生き方への共感と
憧れの対象でなるのみにとどまらず、わたしたちが失ってしまった大事なものを
発見させてくれるものであった。
ここでわたしは、いま一人の俳優をふれなくてはならない。
渥美清の死より3年前、1993年に亡くなった笠知衆のことである。.......
さらにある人は、笠さんに、私的な悲しみと同時に、もっと普遍的なものを見ている。
人々が感じた悲しみは、そこに、<時代の終わり>を見たからだ。
笠さんが演じてきた「古き良い時代」「不器用で、朴訥な」、でも「愛すべき」人々は、
現代ではつい忘れられ、切り捨てられてきたのではない。
以下は、この本の概要である。
ーーーーーー
―中高年の心の危機に
(ちくま新書)立元 幸治 (著)
経済不況による停滞感、そこから生じる社会不安が、中高年の価値観を根底から
揺るがせている。かつての経済的繁栄を支えた中高年は、「時代の転換期」と
「人生の転換期」という二つの節目を同時に迎え、逃れようのない不透明感と
逼塞感を感じつつ、深刻な「心の危機」に直面している。大きな変革の潮流のなかで、
“癒し”“スローライフ”“ヒーリング”などのキーワードが溢れる現在、
真に「豊かな時間」とはなにかを問い直し、充足した「生」を取り戻すための
座標軸を探る。
ー目次ー
第1章
人生を振り返るとき―C.G.ユング 「中年」の発見(ある「失踪」
午前の人生、午後の人生 ほか)
第2章
それぞれの「出家」―吉田兼好 「こころ」の主となる(それぞれの「出家」
「こころ」の主となる ほか)
第3章
「いま、そしてあるがまま」の人生―種田山頭火 ひとりがよろしい、
されどひとりはさみしい(風のごとく、雲のごとく、のごとく…自己を「掘る」ほか)
第4章
人生に必要なもの―H.D.ソロー 自分の「リズム」を聞く
(蟻のごとく…「季節」のなかで ほか)
第5章
もう一つの座標軸―豊かな時間を求めて
(「寅さん」の中の私、「私」の中の寅さん「過剰適応」という病い ほか)
ー解説
ユングは、人生の午後に、人生の午前に劣らぬ価値を認めている。
人生の午前と午後は、その優劣を比較するものではなく、全く違う意味と価値を
持つものだという。
若いころの「発達中心のライフサイクル観」を否定し、もう一つの座標軸の模索を
勧めるユングの考え方を、著者が、ある種の「出家」ととらえるのは自然である。
放浪の俳人、種田山頭火にとって人生とは、「歩く、飲む、句を作る」ことだったと
書いていることは、著者の考える『「こころ」の出家』の一つの イメージとして
印象的である。本書は、具体的な行動より、心の持ち方を中心に考察しているのが
特徴である。本書によって、先哲も『「こころ」の出家』のような生き方を、
一つのまともな生き方として、以前から主張していたことが分かる。
元NHKチーフプロデューサーで、今大学でメディア論を講ずる著者の筆は手堅い。
なお、ユング、ソローの名前は、必ずしも広く知られているとは思えず、
「スイスの精神医学者」「米国の随筆家」といった肩書きをつけてほしかった。
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2003年08月17日(日)
865, 同級会−2
昨夜は中学の同級会いや同期会があった。
小学校は一学年の同期が100人足らずのため、5年に一度の同期会に
なっている。中学校の同期会は今回が初めてであった。
クラスで親しい男が卒業して以来初めて出席していた。
名刺を見たら「日本レコード協会」の専務理事の肩書きであった。
ということは、日本の歌の世界の隠れたドンだ。
ビクターの取締役になり、その後関連会社の設立に参加。
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08月17日(水)
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