ID:54909
堀井On-Line
by horii86
[399308hit]

■1122, 「ライフ・レッスン」ー8
                      ープブリリウス・シルス

・死ぬほどの怒りは狂気よりもずっとひどい病で、
 胸の奥の奥にある一番の秘密をしばしばさらけだすものである。
                      −ヤコプス

・怒りは他人にとって有害であるが、憤怒にかられている当人にとっては
 もっと有害である。
                      −トルストイ

・我々がある人間を憎む場合、我々は彼の姿を借りて我々の内部にある何者かを
 憎んでいるのである。
                      −H・ヘッセ

・怒りと愚行は並んで歩み、後悔が両者のかかとを踏む。
                      −フランクリン

・人間は、理性のうちに負けたものの埋め合わせを怒りのなかでするものだ。
                      ーW・R・アルジャー

・人は軽蔑されたと感じたときに最もよく怒る。だから自信のあるものはあまり怒らない。
                      −三木清

・争いの場合、怒りを感ずるや否や、我々はもはや真理のためではなくそれのために争う。
                      ーT・カーライル

・怒りは無謀をもって始まり、後悔をもって終わる。
                      −ピタゴラス

・自分で怒りを抑えるには、他人の怒る姿を静かに観察することである。
                       −L・A・セネカ
・遅延は憤怒の最良の治療薬。
                       −L・A・セネカ

・腹が立ったら、何か言ったり、したりする前に十まで数えよ。
それでも怒りがおさまらなかったら百まで数えよ。それでもだめなら千まで数えよ。
                        ージェファーソン
・怒りに対する最上の答えは沈黙。
                       ードイツのことわざ

・恋人達の憤りは愛の力を更新する。
                       ーシルス
・・・・・・
・・・・・・

2003年04月29日(火)
755, 「怒る技術」ー読書日記

 
 タイトルが面白そうなので買ったが期待したほどの内容ではなかった。
私が怒りっぽい人間でこの技術を経験上身につけてきた事もある。
 著者と同じ年齢で闘争的であることもあってか合点することが多かった。
私の場合は子供の頃から兄姉やクラス内の喧嘩で怒りの山であった。
また学生時代の寮生活で、怒りのテクニックを身につけざるを得なかった。

 創業でも色いろな場面に遭遇したことが多かったこともある。
怒りの山を一づつ乗り越えてきたというのが実感だ。
その意味では、この本は哲学者の言葉の遊び的な甘さもあった。
しかし彼がウイーンで、怒らなくては生きていけなかったというのは
よく理解できる。ヨーロッパ人は実によく怒るそうだ。
喜怒哀楽を冷静に使い分けないと、事業など出来ない。
著者も彼らの「怒る力」には及ばないと書いてあった。
彼らはわれわれ大和民族と怒りの表出の仕方が違うという。

彼らの特徴は
・すぐにその場で怒りを表出する
・以前の怒りを根に持つことが少ないこと
・怒りは激しく、しかしただちに収まること
・怒りの表出が言葉中心であること
・個人的に怒ること
・演技的怒りであること
以上であるが、全く私が身につけた怒りかたと同じである。

 寮生活をしていて、大学を卒業しながら、社会に溶け込めず寮に入り
浸っている先輩の群れがいた。
大人しくしていたら部屋のものを持ち去ってしまうこともあった。
直接攻撃もできないし、ただ見ているしかないこともあった。
彼らの姿から、脱皮していくには過去の場所には二度と行っては
ならないことを学んだ。
  
 怒りは貯めておくと、膿になり化膿してくる。
自分でコントロールしなくてはならない。

[5]続きを読む

04月29日(木)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ

[4]エンピツに戻る