ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■1065. つれづれに-今日はお笑いの日ー2
それにしても居丈高に登場しては著者を貶めるケースワーカーの女は本当に腹立たしい。
このように無知で程度の悪い人間を取り立てる行政は、一体、何の積りなのだ。
こんなのにも負けず、よく頑張ったなあ、この著者。今、どうしているんだろう。
この本が売れて、ちゃんとアパート借りて、奥さんや、あの可愛い娘、産まれた赤ちゃんと一緒に
暮らせていますように。待てよ、そうするとまたホームレスへと…。
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阪本 直子
評価:A
ホームレス作家は、ホームレスではない。金と住む所のない作家、なのだ。
金も住む所もない人間は、普通の人の群れの中には入れない。他人が見てそうと気づかなくても、
彼自身が常に強くそのことを意識し続けざるを得ないのだ。
しかし彼は、ホームレスの群れの中にも入れない。だからホームレス作家は全く一人で、
真冬に夜通し歩き続ける。歩いていなければ、凍死するしかないから。
この本に書かれているのは今年2001年の、本当につい最近の出来事だ。ハードカバーの本だけれど、
雑誌に載る告白手記に近いような生々しさがある。告白手記というものの大概は、
文章を書くことを生業としていない人が書くものなので、殆どの場合、内容はともかくも文章
それ自体は大したことがない。ところが本書の場合はプロの物書きの手記な訳で、
その臨場感はただごとではない。真冬の都会の底冷えが背中に這い上がってくる。
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谷家 幸子
評価:A
この本を読み終わった直後、空腹を覚えた私は、コンビニに何か買いに行こうと思って
財布を探した。すると、いつも使っているバッグの中に見当たらない。あれっと思って、
部屋のあちこちを順に見ていったが、やはりない。
ちなみに、そのとき財布の中には珍しく7,8万入っていた。
そして、このとき私を襲った感情は、「恐怖」と呼ぶべきものだった。
つまり、軽いパニック状態に陥ったのである。
しばらくの間、文字通り部屋の中を右往左往した挙句、財布は無事みつかったが、
それにしてもこのときのうろたえぶりは、この作品のもつ強烈なリアリティ抜きには説明しにくい。
瞬間ではあるが、私は心底怖かったのだから。自身の、路上生活者へと到る顛末と、
その日々の実態や感情の揺れ動きを克明に描いたこれは、「ノンフィクション」
などという言葉では表しきれない凄絶さを持つ。必読の一冊だ。
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「ホームレス失格」書評と概要
−あの「ホームレス作家」の第二弾です。以前、本サイトでもご紹介しましたよね。
普通に考えると、「そうか、あの企画、当たったもんな。ここは柳のしたにドジョウが
7匹いる出版界だから、この路線でまた売るんだな」と考えてしまいますが、そうじゃないんです。
この人、ホントは「連帯保証人」という作品を書いてたんです。
ところが、これが終盤まで書いてどうも筆が進まない。編集者からは、
「ホームレス作家という作品はたまたま書けただけで、もう、あなた、書けないんじゃないですか?」
と言われる始末。でも、そうじゃなかったんです。
「じりじりするようなリアリティ」が感じられなかったんですね。だから、どうしても乗れない。
そんな自分を感じていたわけですね。
では、じりじりするようなリアリティというのはどんなことか?
それを述べる前に、この人が「ホームレス作家」という作品を出す前、
出した後の状況変化について話しておきましょう。
まず、出す前。文字通り、ホームレスでした。夜中の一時半から五時まで、吉祥寺界隈を
歩き回っていたといいます。そして、始発と同時にホームに入る。
そうすれば、暖が取れますからね。食べるものもない。借金や食べ物を頼むと、説教だけされる。
そんな毎日だったそうです。
奥さんは子供を連れて出奔してしまいます。「貧乏はもう嫌だ」というわけです。
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03月04日(木)
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