ID:51752
原案帳#20(since 1973-)
by 会津里花
[141220hit]
■1400年前の歴史と今
田中宇:不利になる日本外交
あー、もう。
この記事、読めば読むほど、「大化の改新」前後の日本の外交を思い出してしまう。
それって、もう1400年も昔の話。
日本は外交的に敗退した。
その後「対唐従属」を強め、問題の多い奈良王朝が80年ほど続き、それから平安遷都して更に100年ほどは(終わり頃はほとんど形骸化していたようだけど)「遣唐使」を送り続けた。
唐が衰弱してくると、日本は「自閉」した。=遣唐使廃止、国風文化
唐が滅び、宋に変わると、日本も鎌倉幕府という一種の軍事政権になった。
(鎌倉幕府と宋の関係はどうだったのだろうか?)
……というのが今から800年くらい前のこと。
日本は、いざとなると「自閉」する、というかたちで国を守ってきた。
それ以外の時はどこか大きな国に「依存」する。
それを繰り返しているだけ、という気もする。
現代に果たしてそれは通用するのだろうか。
今の日本の「外交音痴」は、治らないのだろうか。
それが日本らしいっていえばそうなのかもしれないけど。
それって、肯定的なアイデンティティにはできないよね。
「日米同盟」にしがみついているのは今や日本の(特に日米同盟によって初めて存在理由を持つ自民党の)「体制側」だけで、相手のアメリカも実は嫌がっている、という。
いやー、それはわかる。
と、とりあえず思いつきの感想をつらつらと書いただけだけど。
10月01日(土)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ
[4]エンピツに戻る