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原案帳#20(since 1973-)
by 会津里花
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■大切な人 『紅白』雑感
当然のことだが、今年が終わる。
来年はどうやって生きていこうか。
★1・大切な人
★2・『紅白』雑感
★3・来年の私


★1・大切な人
昨日 もう今年はこれで終わりだ と思って
イッキもやったし
ワインも頼んだし
寿命を縮める飲み方をした

すっごくしんどくて
辛かった


今日 彼に会った

彼は私の話を聞いてくれた
そうして
アドバイスをしてくれた

「いちばん最初に言ったことがいちばん優先順位が高いんだ」

そっか
そう思えばいいんだ
後は 言い訳 だもんね ヘタすれば

彼は来年の冬まで越せそうなほど ユニクロの服を買ってくれた
そうして 家の近くで 車の中で 少し話した
少し だと思ってたけど けっこう長く話した

彼の肩を借りて 泣いた
泣けて 嬉しかった
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★2・『紅白』雑感
久しぶりに『紅白歌合戦』を最初(のほう)から最後まで見た
しかも ヴィデオに録った

私は 流れる歌声を聞きながら
いろんな場所や時 
そうして 年齢 性別 そのほか
いろんなものに変転して 旅をした

とても気持ちよかった

(以下 散文で 書きます)

★  ★  ★ 

★「島唄系」
私は「島唄系」とても呼ぶのかしら、そういう音楽を聴くと
ものすごく感激してしまう。

なぜなのかなあ……?? と、暫く考えた。
たまたま『島人(しまんちゅ)ぬ宝』(BEGIN)とか『涙(なだ)そうそう』(夏川りみ)、
それに『島唄』(アルフレド・カセーロ&THE BOOM)そのものも聞けたので
なんでそんなに流行っているのか、も考えた。
(参考:♪第53回紅白歌合戦曲順表2)

だんだん思い出してきた。
前に、どこか(たぶんこの日記)に
「沖縄の人には『本土復帰』に対して素直な肯定感がある」と書いたことがある。

どうやら私は、沖縄の人たち、石垣の人たち、奄美の人たち、の
「民族意識」に心を動かされているようなのだ。

私自身にはどういう民族意識があるのだろうか。
そうして、それが「島唄系」とどうつながるのか。

たぶん、「愛国心」とか「民族意識」ということの中に
「右翼」というニュアンスをいつも感じて気持ち悪がっていたから
私は素直に「私は日本人」ということを肯定感をもって感じることができないのだ。

でも、自分が帰属する集団に対して、たとえ批判的だったとしてもそれなりに
「愛情・愛着」を持つのは当たり前なので、
きっと、何か突破口を見つけて「愛国心」ていうか(やっぱり←の言葉は嫌だなあ)「愛郷心」を
持ちたい、と思っているんだろう。

その突破口が「島唄」だと思う。

あと一つは、たぶん
「流行る音楽はその地域にとって『異郷』や『辺境』であることが多い」
という一般的な傾向もあるだろうけれど……
(例:いくらでもあるぞ; オーケストラの打楽器は「辺境」または「異郷」であるトルコの軍楽隊のマネ、とか;
 ジャズの発祥は、ヨーロッパからの移民にとって「異郷」だったアメリカの地で
 「異郷」であるアフリカから連れて来られた人たちが
 その人たちにとって「異郷」であるヨーロッパの見慣れない楽器(=軍楽隊のお下がりの管楽器が大半)を使って
 演奏したのが始まり、とか…… ちょっとしつこい(-_-;

ついでに言うと、「三大宗教」はなぜか発祥の地以外の土地で盛んだよね;
それも同じようなものかも……?)
日本でも、冷戦後の価値観の変転を反映する現象が起きているのかもしれない。

★中森明菜
私はなんで明菜の気持ちがわかる(ような気がする)んだろう?
ちょっとした表情とかで、「割と本気で楽しんでるな」とか思えるのだ。
まあ、前にも書いたけど、名前が似てるとかあるし、
会ったこともあるし、
あとなんとなく「すごく自己評価低い」雰囲気とかあるし、

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12月31日(火)
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