ID:51752
原案帳#20(since 1973-)
by 会津里花
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■ノスリのヒナ 甘えじょうず 悪女
★1・ノスリのヒナ(のような気分)
★2・甘える、ということ
★3・「悪女」
★4・くどいよぉ〜〜>自分
★5・とある「本音」


★1・ノスリのヒナ(のような気分)
まだ、昨夜たまたま見た『動物奇想天外』のことを考えている。

私、なんだか自分が「親に食われたノスリのヒナの末っ子」であるような気がして。
ゲンジツは、決してそういうわけでもなかったんだけど。

まあ、なんていうか、ある意味私は「親の食い物」にされたようなところがあるし。
両親が仲良くするための「道具」だったからねえー……

↑と、「親の食い物」なんて言えるのも、
なんか母親が死んで1年半以上たつからなのかなー、とも思うし。

あーあ。
今でも父と母が生きててくれたらなあ。
私、ぜんぜん親離れできてないから、いろいろ甘えたり教えてもらったり、したいのに。

親が生きてる間は、まさにそれが鬱陶しくて仕方なかったのに、
私、すごい身勝手だよね。
(今ごろ気づいたか>身勝手)

だから……(次の記事へ続く)
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★2・甘える、ということ
↑の記事の続きなんだけど、
私は人に甘えるのが、じょうず……なのかなあ?
わかんなくなってきた。

小さい頃のことについて、母に言われたこと。
「あ○○(私の名前)は本当に甘えるのがじょうずっていうか、
親を使い分けていたっていうか、
遊んでもらうならお姉ちゃん、甘えるのは私(母)、
何か買ってもらうんだったらお父さん、と
しっかり使い分けていたからねえ」
だって!

私は、3人がかりで育てられた、超「甘えん坊」なのだ。
周囲からちやほやしてもらわないと気がすまない。
誰からも愛されていなければ、それだけで「見捨てられた」ような気持ちになってしまう。

世間では、どちらかといえば、父親は会社に行っててほとんど不在、
母親は家事できりきり舞い、姉がいたって親になれるほどの年じゃない、
という家庭が多かったのでは。

(まあ、そういう「平均的家庭」というのも、
実はテレビで作られた虚像だということはわかってるけど)

ええーっと。

私は、……そう、「強制的親離れ」をさせられた子なのだ。

最初は、姉。
(「姉」なのに「親離れ」のところで一緒にして扱ってしまうあたりが
なんか既におかしいけど、わかっててやってるのでお許しを(-_-;)
姉は家出同然に出て行った。
理由は、父に電話を盗聴されたからだった。

次は、父。
父は、私がいない時に発病し、私がいない時に死んだ。
これは、ある意味当たり前。
私は父から逃げた……それか、「母に譲った」。
父の愛情を独り占めすることに失敗したので、
母に父の看病をほとんど全部譲って、私は身を引いたのだ。

……って。
これ、誰と誰の話をしている?
「父」っていうのは「恋人」か?
「譲る」って、「身を引いた」って、いったい何なの?
めちゃくちゃ歪んでますねー……

で、母。
母は「おまえのことは××さん(私の元パのこと)にお任せだ。
私は知らない」
と言って、私を元パに譲ろうとした。

……あ。
また「譲る」とか言ってる。
何、私って「譲渡の対象になりうる」人だったの?
って、そういうふうに感じるのが、なんか大きな勘違いのように思えるけど?

ううううーーーーーーーーーーーん……………………

ま、いっか。
愛するあの人さえ、私のほうを向いててくれれば。
(↑一応……弟のFくんじゃありません。
やー、さすがに実のきょうだいは、ちょっと(^^;)

あの人がいてくれるだけで、私はあったかくしていられる。
あの人も神さまじゃないので、もしかしたら気が変わってしまうとか
私を「見捨てる」こともあるかもしれないけれど、
私があの人を愛することができたということ、
それだけでも充分だし、

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11月19日(火)
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