ID:51752
原案帳#20(since 1973-)
by 会津里花
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■ちょっと物騒ですが(^^; 正直な私

★1・余計なお節介
★2・正直だけど迷惑な私

★1・余計なお節介
とある「IFF」で(^^;、「恨みがつのる」という投稿をした人がいた。
それで、私は痛ましくて、ついついその人に宛てるかのように
下の内容を書き込んでしまった。
けれど、はっきり言って、それ、すごい余計なお節介。
なので、そこに書くのはやめて、ここに書くことにした。
いきなりその人や、他の人の目に飛び込むような書き方は、したくない。
ここなら、その人が「読もう」と思って初めて目にすることができるのだし、
読みたくない人はここまで来なければいいだけのこと。
……まあ、そうは言っても、「たまたま見てしまった」ということもあるだろうし、
……
ううーーん、ネットって、むずかしいなあ。

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Title:恨みの晴らし方?

子どもの頃から、父が憎くて仕方なかった。
中学〜高校の頃、好きで好きでたまらない男の子ができた。
同じ吹奏楽部の後輩だった。
思いは叶えられるはずがなかった。

高校まで続けられることになっていたはずの
吹奏楽部を、父の策略で辞めさせられた。
「もう死んでしまいたい、それとも恨みを晴らそうか」と思った。

そういう思いが募ってつのって、
もうたまらなくなってしまった。
今思うと、ちょっと「テスの魔力」という気がするけど、
何かをしないともう、いても立ってもいられない、
そんなところにまでなってしまった。

……で。
自分で死んじゃうのは、できなかった。
やたらとそういう想像はするけれど、
実行できないのは、心のどこかでわかっていた。
父を殺してしまう想像は……
心で思うだけでも、私は家にいられないと思った。
それほど、当時の私は支配されていたのだろうと思う。
今思うとちょっと情けないように思うけれど、
あの頃はそうだったんだから仕方ない。

ていうか、私は父のことも好きだったので、
たとえば「殺してやりたい」とか、そこまでは思っていないのだった。
ぜんたいに、私は「誰か人を殺すくらいなら、自分が死んだほうがまし」と
思ってしまうのだった。

そりゃ「殺してやりたい!!」と思うのと同じくらい憎んだ人も、たぶんいる……
と思う(ちゃんと思い出せないけど、たぶん……だって人はそういうものでは?
あれ、一般論になってしまった?
私やっぱり違うのかな?? わからない????)けれど、
とにかく「殺したい」「殺さなければ」とか、そこまではっきりと思ったことは、
幸いに一度もない。

……で。
それで。

できるだけ、自分のそういう思いがばれないように、
でも誰か分かってくれる人がいたらいいなあ、と思って
私は小説を書いた。
できるだけわけのわからない単語の羅列に見えるようにして、
その中にそっと、自分の思いを潜ませた。

たぶん、読ませたかったのは自分だろう。
あれから四半世紀たった今でも、
稚(おさな)い表現の隠された意味が解読できるのは、
書いた私自身だけだと思う。

1976年のベスト10ソングを聞きながら、
そんなことを思い出していたのです。

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で、その小説っていうのは、これ→『反(ANTI)』
    (クリックすると本文が読めます↑)
実は、「恋愛小説」だったんですよ(^^;
まじで。
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★2・正直だけど迷惑な私
私はとても正直に自分のことを書く。
それをよく人に「書けるあなたは羨ましい」とか
「よく書けるねえ」とか言われるけれど、
私の心の片隅で、何か引っかかってしまう……

このところ、それをずっと気にしていた。
で、それはどうやら、具体的にいくつかのことがらがあって
気になっているんだ、ということがわかってきた。
っていうか、薄々気づいてはいたんだけれど、

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02月27日(水)
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