ID:51752
原案帳#20(since 1973-)
by 会津里花
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■転載(TSFJより) 「概念遊び」
★1・転載(TSFJより)
★2・「概念遊び」
★3・ヲヤヂ文法?
★4・昨日の文字数、他
(とても心配になってしまい、1件削除)
★1・転載(TSFJより)
Re:TS中核群:わたしは産まれたときから女だった
投稿者---里花(2002/02/01 01:05:17)
こんばんは。
たぶん「中核群」ではないと思う、私の場合のこと、書きますね。
おかしいと思われるかもしれないけれど。
1.生まれた頃……たぶん「男の子」「女の子」ということはわかっていなかったんじゃないでしょうか。
後から思えば、「たぶん最初から女の子だったんだろうな」と思いますけど。
2.気が付いたきっかけ……よくありそうな話ですけど、
確か父親に「好きな色を選びなさい」と言われて、「赤」を選んだら、
「好きな色」って言ったくせに「赤はやめておきなさい。女の子の色だから」と言われて、
「ウソつき」と思いました。
そのとき、「私は(直感的には、とか感覚的には?)女の子」と感じました。
それが、確か幼稚園くらいの頃だったと思います。
3.おちんちんがあるのがおかしい、と本格的に思うようになったのは、中学に入ってからです。
それまで、小学校の頃はそんなに困っていませんでした。
というのは、あまり気にならなかったから。
でも、(第二次性徴は私の場合、むしろ早熟だったようで)10歳ぐらいのときに「精通」があって、
「なに、これ??!!」とすごいショックだったのは覚えています。
ああ、そうか、それで「なんでこういうものがついてて、こんなことになるんだろう?
これは何かの間違い」と思ったのですね。
あと、家族の中で、なぜか私は自分が父親ではなく、母親と「同じ側にいる」と
いつも思っていました。
それを確信したのは、確か小学校の中ごろからだったと思います。
それは、その後父が死んでからも、昨年母が死んでからも、変わってはいません。
4.でも、内心は「おかしい」と思うのに、私は「男子校」に入れられてしまって、
そうなったらもう「男の子になるしかない」ので、
(それに、中学2年の頃にはもう身長が172cmぐらいあったんですよ(-_-;
「こんなデカい女、いない」と思いました。)
それからは「男の子らしくする努力」をするようになりました。
その頃には、どこでどういうふうに教えられたのか、
「体が男のかたちをしているのなら、男になるしかない」と決め付けていて、
それでも「ある朝目覚めたら、男の体だったのは夢だった」ということが本当に起きないか、と
毎日お祈りしてはいたけれど、
高校に入る頃には
「そんなこと、あるわけないじゃーん」
と醒めてしまっていました。
どんどん男っぽくなっていく体が醜くていやで、
まるで自分が「デビルマン」に変身でもしていくようで、
できるだけ体が隠れるような長いコートとか着てばっかりいたこともありました。
5.高校を卒業する時に、町で突然男の人に声をかけられて、
私は内心すごく嬉しかった(……スミマセン、正直な気持ちです)のですが、
実は「体が目当て」で、
「このままではハマる」と思って、
大学に入ってからはまるで「マッチョ」にでもなるかのように、
「音楽やってカッコイイ男」「女の子を好きになる男」を目指しました。
でも、なぜか「スポーツ」は嫌いでした。
だって、筋肉質になるのはいやだったんだもん。
もしかしたら、何かきっかけがあって、
ちゃんと「女に戻っていい」時が来るかもしれない、と思っていたから。
6.大学を卒業してから、すぐには就職しませんでした。
だって、そのまま会社とかに入ってしまったら、「男のまま」じゃん。
っていうか、「男でいるなら音楽やってなくちゃダメ」という
何かわけのわからない思い込みがあって、
でもその前の「男でいるなら」にムリがあることに自分でも薄々気づいていたらしく、
けっきょくその道も中途半端にしてしまいました。
7.で、最後に東京での暮らしが破綻して、
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02月03日(日)
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