ID:51752
原案帳#20(since 1973-)
by 会津里花
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■John Lennon(1940-1980)

★1・不調
★2・アロイス・ブルナー
★3・コタツ寝


★1・不調
今さっき、ジョン・レノンの命日「12月8日」になった。
昨日、なんだかいろいろとまずいことをしてしまった……というより、
したかったことを「しなかった」のが、なんだかとても辛い気持ちでいるのだ。
▼ある友人がおしゃべりしようと誘ってくれたのに、行けなかった。
▼劇団のお稽古、今日もあったのに、行けなかった。
理由は、とても馬鹿馬鹿しいものだ。
一昨日、朝ごはんを食べてから、いつもは夜飲む薬を飲んだ。
それはその更に前の日、飲みそびれていたからだ。
ところが、それで少し元気になってしまったので、もしかしたら調子が良くなるかも……
という気になってしまい、夜も飲んでしまった。
決して、医師の処方以上に薬を飲んではいけない。
けっきょく、その夜眠れなくなってしまい、翌日昼頃まで「徹夜」してしまった。
私には徹夜は無理だ。
昼過ぎに強烈に眠くなり、それから夜まで、今度は起きられなくなってしまった。
まったく、書くのも惨めだ。
私の心の中に、何か不穏なものが潜んでいて、
それが私におかしな行動をとらせたり、
おかしな文章を書かせたりするのだ。
「私のせいじゃない」とは言わないが、後から見てどう考えても本意じゃないと思い、
一昨日から昨日にかけての文章を二つも削除してしまった。
辛い。
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★2・アロイス・ブルナー
ナチスの戦犯、アロイス・ブルナー。
シリアで今も一人、生き残っているらしい。
「ナチス」 → 「ゲーレン機関」 → 「CIA」
冷戦の時のスパイ活動のために、CIAと闇取引した経緯があるため、
今でも裁判にかけられずにいるという。
知らなかった。
ブルナーのナチスでの活動は、オーストリア・フランス・ドイツなどの町で
ユダヤ人を探し出し、逮捕して収容所に送り込むことだったという。
そんなことをした人間が、その後の成り行きとは言え、
アメリカの国税で諜報活動に携わったことがあるなんて。

……とっても残酷なシナリオを一つ。
私が自分のことを、(こんな意地の悪いことは一切書かずに)「私は敬虔なクリスチャンです」と強調していき、
もしも何か悲劇的な最期を遂げたなら、
きっとアメリカ人は強く同情してくれるだろう。
もしかしたら、私のために「報復」までしてくれるかもしれない。
スパイを使ってでも。
でも、私が今とっているような「神さまは信じているけれど組織的なクリスチャンは信じられない」という態度を貫けば、
アメリカ人は決して私に同情しないだろう。
それどころか、私自身に対して諜報活動が行われてしまうかもしれない。
あと、もう一つ。
アメリカ人……少なくとも、アメリカ合衆国政府の行動に指針を与えるような階層・階級のアメリカ人は、
日本人の大半がクリスチャンでない以上、
日本人のことを決して信用してはいない。
だから今でも、なければなくてもどうにかなってしまうような軍事基地を
後生大事に日本国内に鎮座させているではないか。
「日本=反共防波堤」とかいうことよりも、そのことのほうが大きいのではないか。
ふと、そんなふうにさえ思ってしまうのだった。

クリスチャンであるアメリカ人と、そのアメリカで経済・政治に強い影響を与えるユダヤ人は、
共通の文化的背景を持っているから理解しあえるし、協調できる。
イスラムも、実は同じゆりかごを使っているから、今は反目しあっているように見えても、
所詮は「兄弟喧嘩」だ。
彼らが理解するのにいちばん大きな努力や年月を必要とするのは、
滅ぼしてしまったから今はどうでも良いことになってしまっている「アメリカ先住民」を除けば、
日本人が筆頭に挙がるに違いない。
悪かったわね、滅ぼすチャンスがなくて。
っていうか、滅ぼされてたまるか。
まもなく、非クリスチャンにとっては「資本主義のお祭り」でしかない

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12月08日(土)
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