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原案帳#20(since 1973-)
by 会津里花
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■「らしさ」の発達 ニュース(見ちゃった……(._.;)
今はこう思う。

「本人が真実をそのまま語っているのなら、
お望みどおり極刑に処されればいい!」

反省しろよ。
少なくとも、十何人かの子供たちの人生を無に帰させたんだから。
取調べを受けていても、まだ正気に返ることができないのか。
それとも、取調べ=自分にとっては惨めな境遇に置かれているから、
ことさらに自分を「悪の化身」にして、
自滅を図ろうとしているのか。

自滅するなら一人で滅びろ。
人を、それも小さい子どもを巻き込むなんて、
絶対に許せない。
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★4・「ゲイボーイ」
私は以前「営業おかま」が嫌いだった。
自分が男だということがはっきりわかっていて、
女が好きで、
自分の底の浅い知識をひけらかして「情報通」みたいな顔をして、
それがちょっとでも否定されると暴れだす。
そーゆー人がいたのよ。
しかも酔っ払うと仕事忘れるし。

その人けっきょくクビになって、よそでお店を預かったりもしたけれど、
けっきょく続かなかったみたい。

「アタシより頭の良い人としか付き合いたくない」とか言っていたけど、
それって「誰でも」っていう意味になるんじゃない?
その言葉、そっくりあなたに返して、私は絶対あなたとなんかお話したくないわ。
何を言っても「アンタねえ、アタシの言うことに逆らうつもり!?」とすごんでくるし。
本当に、頭の悪い人だった。
(ふだんそういうことをほとんど言わない私が言いたくなるほど)

いくら失業率が過去最悪(なんだかつい最近もち直したらしい?)でも、
ふつーに「男」で、ふつーに「女が好き」だったら、
トークとかダンスとか歌とか、人並み以上の才能のある人でなければ
呼び名が「ニューハーフ」だろうと「お○ま」だろうと「ゲイボーイ」であろうと
お店で働かないでほしい。

需要も特殊だから純女の子のお店と比べればパイのサイズも小さいだろうけど、
そういうところで働くしかない、と追い詰められる子だっていっぱいいるんだから。
席を取らないでよ。

お店=酔っ払いがくだまくところ、なんかにしないでほしい。


でも、今、「営業」というよりも「ゲイボーイ=ホモの流れで」というタイプの人と
一緒にお仕事してるんだけど、
私はこの人の知見の広さに感心してしまった。
一緒にショウタイムの音楽を編集した。
「彼女」(と、お店のしきたりでそう呼ぶけれど、「彼」と呼んでもいいみたい)は
私の技能をリスペクトしてくれた。

その人が振付け担当だったので、
今度のショウタイムのステップを教わった。
とてもじょうずに教えてくれた。
私はその人のセンスをリスペクトしている。

(うちのお店で働くのは期限付きらしいんだけど……残念!)

日本人だろうと外人だろうと、
ゲイバーで働くのに相応しい、自分なりの技能を持っている人、
或いは女性化のために大変な努力をしている人、
そういう人たちと一緒にお仕事したい。


あと一つ。
「お○ま」=「暴力的」みたいに言われる伝統的な風潮があるけれど、
できればそれは変えていったほうがいいと思う。
「どうせ日陰の裏街道」でしかないのだったら暴力絡みなのも仕方ないだろうけれど、
日本人の常識が変化しつつあるのだ。

私は「ゲイバー=芸バー」だと思っている。
存在そのものが芸術作品なのだ。
更に、自分という作品を生かしてそれを表現すること、歌でもダンスでも、
そういうことを通じてお客さんから「リスペクト」されるような存在になっていってほしい。

「何を戯言ぬかしてやがる。
おまえら『お○ま』はなあ、中途半端な存在でしかねえんだから、
客の笑いだけとってりゃいいんだよ!」

ちゃんと笑ってもらえる何かを認めてくれるなら、それでもいい。
でも「酒のつまみの(暴力的な)慰み者」としてもてあそばれるのは、いや。


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06月13日(木)
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