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原案帳#20(since 1973-)
by 会津里花
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■HPトップも「50000Hits」超えてた! 1月18日の午後
もともと、今日は東京に行くつもりでした。
でも、先方の都合で、それはなくなってしまったのです。
今のところ「1年中休暇」のような状態だけれど、いつのまにか私は何かわからないものと
「戦い続ける」状態になっていたようです。
ここで1日、全く予定がなくなって、
私はまるで「本当の休暇をもらった」ような気分になってしまったのでした。
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★3・容姿コンプレックスと「自虐趣味」
せっかく前の記事が気持ちよく終わったのにこんなこと書かなくてもいいような気がするけれど、
ちょっとだけ書いておきたいので。
(1)私には「容姿コンプレックス」がある。
本気にすることができないのでしゃあしゃあと書いてしまうのだけれど
(で、こうやって言い訳みたいなことを書くのは、そろそろ本気にしてもいいのかな、と迷っているからだけど)
私は「オトコとしてカッコイイ」のだとか。
ええと…… いや、違う。
こうやって何度も書くところを見ると、私はどうも「今ならこのように吹聴してもいい」と思っているみたいだ。
バカみたいだ。みっともない。
でも、私が男の姿をしていた頃、私はそう言われることに気を留めるのも自分に許さなかったし、
いくらそう言われても「バカにされている」と思うようにしていた。
……理由もばかげている。
私は、容姿についてホメ言葉を言われて、それを本気にして調子に乗って、
女性と恋愛関係になるのが嫌だったのだ。
若い頃の私には、友情と恋愛の区別もつかなかった。
女性との友情はおかしな「恋」でぶち壊し、
男性への恋愛感情は「これは友情」とすり替えていた。
「それで仕方ない」と思っていた。「だって男なんだから」と。
今、私は女性なのに、まだまだ男みたいな容姿をしている。
いちおうスマートな体形を維持しようと(気持ちだけは)努力しているけれど、
広い肩幅と狭い骨盤、高すぎる身長や野太い声、
どれをとっても嫌で嫌で仕方ない。
せめて……それらの欠点を補えるような自分の表し方ができれば……
私は、容姿コンプレックスがあるから、「表現」に向かう。
「ふつうに」(←この語には呪い殺したいほどの恨みがあるんだけど)言葉を使ったり何かしたりするだけで
生きていられる人とは、私は違う。
(実はその「ふつう」というのが幻想で、「ふつう」なんてことを現実に勝ち取っている人なんかこの世に一人もいない、
っていうことが言いたいんだけど)
せめて、自分が欠点だとしか思えないものでも、それを用いて人に認めてもらえるようになりたい。
もしかしたら、そんなかたちで、私は「世界を征服したようなつもり」にでもなりたいのかもしれない。
いーかげんにシロ! って自分に言いたくなるけど。
?? どっちが言いたいのかわからなくなっちゃった。
私はいったい、自分の容姿をひけらかしたいのか、それともこきおろしたいのか?
(2)「自虐趣味」
私には、自分をできる限り悪く言おうとする癖がある。
最近、鼻についてきた。いくらなんでも、ロコツに言い過ぎ。それこそ、バカみたい。
でも、この表現方法、中3の時に1909年生まれの大先輩に教えられて身についてしまったらしく、
直らない。
こうやって「自虐趣味」を「容姿コンプレックス」と並べたのは、まあ当たり前だけれど
「似たようなこと」だから。
で、今日の日記の冒頭に書いたように「他人のところにレスするのが怖くなってしまった」のは、
私のレスがどれをとってもいやらしい「自虐」にしかなりそうもない、という気がして来たからだ。
せめて自分のところだけは、許してもらいたい。
だから、こうしてだらだら書き続けている。
もしかしたら、こうやって毒を全部吐き出してしまえば、少しは清らかになれるのでは、と
期待しているかのように……
*1909年生まれの大先輩=太宰治(1909-1948)。お酒を飲んで書いたら、なおさら似てきちゃった。

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01月19日(土)
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