ID:51752
原案帳#20(since 1973-)
by 会津里花
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■ライブ中止の理由 DVとシェルター
被害者(だけでなく、実は加害者も)の傷が生々しく、痛みが激しくて耐え切れないような時は、被害者を脅かさないような(あるいは加害者が逆上してしまわないような)、安全な場所が必要なのだと思う。
それは、被害者にとってはシェルターであり、加害者にとっては、もしかしたら警察なのかもしれない。

でも、だとしたら、加害者を受け入れる警察の組織や施設は、加害者にとって適切なものであるべきだろう。
いくら「加害は加害」でも、その当事者の人権を蹂躙するような扱いしかできないようなところだったら、加害当事者の認知のゆがみは正されるどころかよりゆがめられ、社会の敵を警察が増産することにしかならないだろう。
その意味でも「DV防止法」はより充実したものに改正されていかなければならないと思う。
「殴られた現行犯以外は相手にされない」などというのはもちろん論外だと思う。

(ただ、そうすると、「警察の存在意義と役割」について、より深い認識が必要になるのではないか……
少なくとも、今のわたしにとって警察とは「胡散臭い、疑り深い人格を養成して、偏った価値観にしたがって『秩序』を形成維持しようとする人たちの組織」のように見えることがままあるから。
あ、でも、わたしが「男のフリ」していた頃と比べたら、今はかなりそうした不信感は消えている!
少なくとも今は、昔みたいに「警察は『オレ(=わたし)』の敵!」などと思う必要を感じない。
頼りないけど、助けを求めればそれなりに役に立ってくれそう、と思える。
……今更だけど、女に戻ってよかった)

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08月27日(水)
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