ID:51752
原案帳#20(since 1973-)
by 会津里花
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■弱っちいのぉ>自分 (いつもの)北風と太陽 誰からの「被害者」?
(うまく言えないけれど、自分に加害者のレッテルをいくら貼っても、ちょうどDV加害者が「オレが悪かった。許してくれ」→ハネムーン期→ストレス蓄積→爆発=DV加害→加害者意識→「オレが悪かった……」という悪循環を繰り返すのと同じような感情の動きにしかなっていないことを自覚したのです。それはわたしの日記『原案帳#20』http://www.enpitu.ne.jp/usr5/51752/を読んでいただければ、たぶん今年になってからもまだその繰り返しをやっているところをはっきり読み取っていただくことができると思います。自分でもいつまでやってんだこのバカ、と呆れてしまいますが)

過去の加害をいくら「反省」しても、今の自分を受け入れてやることができなければ、どんな「反省」も上滑りなものになってしまいます。
わたしはそのことをしっかり自分のものとした上で、もしかしたらまだわたしとのことが心の傷になってしまって苦しんでいるかもしれない元パートナーと「和解」したいです。
謝るべきことは心から謝る。
けれど、今のわたしはわたしとしての尊厳をもって、その上であなたの存在を尊重し、尊敬します、と。

あとひとつ。
「性の尊厳」ということを重要視したいです。
ただ、その尊厳は、あくまで「個々人の持つ固有の性」を尊厳することだと思います。
決して「男はかくあるべき」「女はこうするものだ」というような、ごく簡単な標識「男/女」だけで決め付けることはできないと思うのです。
現実の「男」はどんな人?「女」は? それを捨象して鋳型にはめても、収まりきらない人が苦しむだけです。
「個々人の持つ固有の性」、縮めていえば「個性」ですよね。

最後に。
映画『ロバート・イーズ』にも出てきた言葉で、ハワイ大学のミルトン・ダイアモンド博士という人が言ったらしいのですが、

自然は多様性を愛でる。

この言葉が大好きになりました。
これはすぐれて科学的な言葉であり、同時に多くの「個性」にとって救いの言葉ともなるのです。

なんかぶちまけてしまいましたが。

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★3・北風と太陽(その2
「杏野坂http://www.harikatsu.com/sose/bbsboard.htm」への書き込み。
前に叩かれた経験から、正直とても怖い。
けれど、書き込まずにはいられなかった。
ああ、なんてトラブルメイクなわたし。

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[8727] 北風と太陽 投稿者:berber 投稿日:2003/05/21(Wed) 18:50

こんにちは。

うまく言えないけれど、現実的に考えて
・現在の法律案を法律として成立させる
・その上で「頭の固い人たち」に対しても認識を変えうるような啓蒙活動をあわせるかたちで「子持ち」「婚姻」についてもハードルを下げていく
 (でも時間はかかるでしょうね)
・たとえば、今度の法律案に対して「修正案」を提示しておく
 (原案でも可決の可能性が低いのに更に「修正案」ではなおさら成立の可能性は低いけど、「全く知らない人たち」に対しては有効なアピールだと思います)
という方法がいいのではないでしょうか……

自分自身の気持ちは気持ちだけれど、「頭の固い人たち」の存在もまた現実なんですよね。
わたし自身、今では当事者として「頭の固い人たち」の存在が実はちゃんと理解できなくなっているけれど、ほんの数年前までは自分で自分の存在を否定するかのように、当事者の存在など知りもせずにいましたし、「性転換なんて妄想、非現実的(だから自分の心の奥底にある気持ちも妄想で非現実的!)」としか思っていませんでした。

確かに「今ある条件つきの法案を一度通してしまったらそれでおしまい」という危惧はもっともだと思いますけれど、古いものを新しいものに変えるには、多くの時間と多くの手間(何段階もの段階とか何人もの人たちの説得とか)がどうしても必要だと思います。

(たとえば「DV防止法」は「画期的」なもののように言われているけれど、現状の法律では決してDVを「防止」することはできません。

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