ID:51752
原案帳#20(since 1973-)
by 会津里花
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■戸籍の性別訂正……困難な道のり 「希死感」
その最大の協力者であった元パに、感謝したいです。

もちろん、今は徐々に女性としての自分を自分でもしっかり受け入れ、
安全感のある状態で生きられるようになりつつありますけれど。
……って、こう書くと「オマエはMtFかFtMか?」と言われるかも?

まあ、いろんな人がいて、私は私のケースで、
ちょっと変わってるかな、ということで。

(お願いだから私に対して「結婚相手に逃げられるような男のクズ」みたいな誹謗中傷は
やめてくださいね。
ま、最近は私、そういうことを言う人に対しては
「弱虫!」
という言葉を投げつけようと思っていますけど。
男・女以前に人間として料簡が狭すぎると思う。
こううい生き方をしている私だっているわけだし、
「そんなの(その人に固有の価値観で言えば)信じられない」という人だっているでしょう。
でも、価値観が違うからといって、私に攻撃をしかけないでほしいです)

実は今、熱があるので、なんかだいぶ荒れそうなこと書いてる?

でも、正直、針間先生の本を読んで、
私が無理やり「男を演じていた頃」、
いろいろと男性になるためにアホな努力してたんだなあ、と思ったもん。
苦笑とともに針間先生の患者さんたちに(一部ですけど)共感できる自分に、
精神的な余裕ができてきてよかったと思います。

私はあいにく、距離の問題とかで針間先生の患者になることはできないし、
ならないほうが貴重な人間関係を維持できるような気がするので、
私自身の精神療法については、地元の心療内科医とカウンセラーさんに
信頼をもって受診しています。
(先生自身よりはカウンセラーさんにだけど)感謝していますよ♪

なにわともあれ、杏野丈先生、針間先生によろしくお伝えください。
私、針間先生、杏野丈先生の語り口、大好きです。

長文になってすみません。
ではでは

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途中、みっともない言い訳しているところがあるけれど、
杏野丈、じゃなくて案の定、噛み付いてきた人がいました。
その人と議論ができてよかったな、と思いました。
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★3・希死感(←注:造語です)
あうう、やだー。

昔のライブの音をちょこっと編集したら、
なぜかものすごく死にたい気がしてきちゃったよー。

って書いたら、その思いが逆にものすごくばからしいのに気がついた。

『希死感』。
「既見感(=デジャヴュ)」の発音に引っ掛けて、こんな言葉を作りたくなるような、
そんな心境です。

音楽をやってた私は、とても輝いて素晴らしい、かっこいい人間だった。
それを認めなかったのは、私が父からかけられた呪縛によって
自分のやっていることを正当に評価することを決して許さなかったからだ。

音楽続けることができたら、私は男のままで生きていてもよかった。
音楽ではなく、女にふらふらしたから、私は音楽を捨ててしまった。
そうか。
私の正妻は音楽であって、人間では決してその代わりはできなかったんだ。

どうしよう。
元パに過剰な要求を突きつけてしまったんだ、私は。
「音楽の代わりになれ」と。
かわいそうなことをした。

……と、まだうわごとの続きかよ。
熱は下がってきたんだけど。
気持ちがささくれる、メリークリスマスでした。

ああ、こんなんだったら、彼にもっともっと、
他のことをすっかり忘れてしまうくらい、
抱きしめてもらえばよかった。
って、もう遅いんだけどさ。
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★4・Harry Potter #2
原案帳メールより:

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From: "章香(あやか)"jackie-matthews@ezweb.ne.jp
To: ayaka@jackies.jp
Sent: Tuesday, December 24, 2002 7:19 PM
Subject: 原案帳:Harry Potter2



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