ID:51752
原案帳#20(since 1973-)
by 会津里花
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■転載(TSFJより) 「概念遊び」
正直言うと「姉」みたいに慕っていた女性に相談して、
(っていうか大学の時の彼女だったんですけど)
そのまま結婚することになって、
「寿退社」して郷里に帰ってしまったのでした。

前にどこかでタイトルのような議論をしたとき、私は
「そんなのおかしい」
と言っていたような気がします。

でも、上に述べたように、私の記憶では、
そりゃ「例を挙げろ」と言われれば「女の子っぽい遊びが好きだった」とか挙げられるけど、
男の子っぽい遊びがぜんぜん嫌いだったかと言えば、
ウルトラマンとかも好きだったし、自動車も好きだったし、
どちらともつかなかった、というのが本当のところです。
っていうか、「性別について、幼児の頃はわかっていなかった」としか
言いようがありません。

ただ、いつの間にそう思うようになったのか、自分でも覚えていませんけれど、
けっきょく
「いつか女の子に戻れる」
と思いながら、たぶん思春期頃から後の人生を送ってきた、
そんな気はします。

今は、私の言っていることは筋が通っていないのかもしれないけれど、

>中核群とは 心と体のギャップを 物心ついた頃から感じている人の事
>
>
>わたしは 中核群TSです

>「だから 産まれた時から女だった」という表現が理解できるし 使ってます

という言葉、理解できると思います。

あと、私が「自分は中核群ではない」と言わなければならないのは、
「男のふりをしよう」と思えば、そこそこできてしまった、ということだと思います。
実際、(言ってしまうのはとてもイヤだけど)結婚とか仕事とかが破綻しなければ、
とりあえず「死ぬまで我慢できる」と思っていたもん。
「死ぬまで隠しとおして、自分ひとりでお墓に持っていってしまえば、
誰も困らない」って。

はっきり言って、そんなのムリでしたー、あはははは。

だって、おかしな隠し事するから、結婚も仕事も破綻するんだもん!

で。

すごく嫌な言い方だけど、私はたまたま「男としてパスしやすいタイプ」だったから、
「中核群」として育たなかったのかな、という気もします。
体が大きく育っちゃった、とか。
おちんちん切ってしまおうと思ったことも何度かあったけど、
なぜか高校生ぐらいの頃には「女性器と男性器の発生系統的な起源は同じ」とか
生物の教科書とか資料集とかひっくり返して、
「これでも女の子と元は同じかたち」と納得しようとして、
どうにかなっちゃったし。
(でも、理解のしかたが歪んでいて、未だに「ウォルフ管」と「ミュラー管」の区別がつかないままなんです。
何度も確かめて、その都度「ああ、そうだったんだ」と納得するのに、
なぜか次に思い出すと覚えてない? 何、これ?)

他の人たちもいろいろとレスしているみたいだけれど、
とりあえず、私が自分について思っていること。

Yxxxさん、私、あなたの言葉、今ならわかるよ♪

他の人たちの言葉も、少しずつですけれど、
読んでいこうと思います。

失礼しました。
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★2・「概念遊び」
「性のカテゴリ」

私は「性」について考えたり語ったりするのに、
やたらと「カテゴリ分け」して考えるのが好きです。
で、今までは「4分法」を使っていましたけれど、
あちこちの議論を見ているうちに、なんだかもう一つ考えたくなってきたので、
それを含めてもう一度「5分法」として以下紹介します。

*「そういうリクツって無意味」と言われるでしょうけれど、
もしかしたらめいめいが「自分のこと」を語るだけでは
共感しきれないこともあると思うのです……
そういうときには、相互理解の手立てとして、
こういう一見「お遊び」のようなことをして、
まあくだらないことなのかもしれないけど、それをいちおう「同じ土俵」だと思って
お互いそこに立ってお話することも
たまにはいいのじゃないでしょうか……

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02月03日(日)
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