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原案帳#20(since 1973-)
by 会津里花
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■音楽
貫いて歌い続けるとき、その人の人生そのものといっていいような表現に、なる。
それは、若くして死んでしまったとか(ジャニスは確か25歳ぐらい?)、
逆に長く生きたとか(マレーネは90歳前後まで生きて1992年に亡くなった)、
そんなことにでも、左右されないのだ。
(あーもう、言葉は歌そのものの1000分の1ぐらいしか伝えられない。
しかも、長くなればなるほど、余計な文字ばっかりで音から遠ざかってしまうし。
興味がある人は、上の二つの記事にかなりたくさん挙げたシンガーの歌の、
どれか一人でも二人でもいいから、聞いてみてくださいね(^^;)
これから、みかりんが貸してくれた私の知らないアーティスト「Double」(という名前のデュオ)を
聞く楽しみが待っている。
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★清水靖晃
眠れなくなったら困る、と思った私は、寝る前にもっと落ち着いた音楽が聞きたいと思った。
それで、別の友人から借りた、清水靖晃のサックスによるバッハ「無伴奏チェロソナタ」のCDを
聞くことにした。
(うじぇさん、さんくす♪)
……リピートにして聞いているうちに寝てしまって、けっきょく一晩中聞いてしまったことになる(^^;。
実を言うと、私はベースで「無伴奏チェロ」のうちの1曲の、更に2楽章だけだけど、弾ける。
(まあ、「弾ける」なんて言っても、人に聞かせられるようなレベルじゃないけど(-_-;)
確か「第3番」の後のほうの二つの楽章だった、と思う(よく覚えてなかったりして……いいかげーん)
ベースなので、1オクターヴ下げているし、物理的に大きな運指をしなければならないから
のろのろとしか演奏できない。
だから、ヨーヨー・マとかの演奏を聞きなれている人には、
なんだか「再生スピードを間違えたテープ」みたいに聞こえるだろう。
まあ、それでも、確か「1・3・6番」を聞いて「これなら演奏できるだろう」と決めるくらいには聞き込んでいる。
ところで。
そうやって聞きなれたのか、
また、やはりベース……といってもウッドベース……で弾いたロン・カーターの演奏を聞いていたからか、
それとも……
これの可能性がいちばん高いけれど……
サックスの音だからか、
清水靖晃の音は、なんだかとってもわかりやすかった。
これなら、キーさえ合っていれば一緒に演奏していてもやがて弾けるようになってしまうのでは、と思うほど。
朝方に起きる間際、なぜかサックスの音から夢を見た。
その中で、私は自分が男で、演奏しているのが女性という設定で、
「この人(女性)、すごくうまいなあ」
と感心しているのだった。
ま、サックスを吹いていた頃は、
自分のことを「男にならなくてはいけない存在(他人事)」だと思っていたんだけどね。
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★
そうそう、つい最近知った人。二人。
・ビョーク(bjork)
映画「ダンサー・イン・ザ・ダーク」の主人公になった、アイスランドのシンガーソングライター。
・chara
実は言ってるほど知らなくて、やっぱり映画『Swallowtail』に出演していたのと
その主題歌をうたっていたことを知っていただけなんだけど。
でも、私にはじゅうぶん。
二人とも、音楽に対して「誠実」だ、と思うもん。
12月26日(水)
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