ID:51752
原案帳#20(since 1973-)
by 会津里花
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■映画『Harry Potter』 / 記念日 / 観劇(5……?)
それを「大人の目」で見てしまっても、
大人じゃなければ考えないような掘り下げ方をしてないと文句を言うのはお門違いだろう。
むしろ、大人の目で見ても評価できるような緻密な世界観を持ち合わせてしまっていることが、
もしかしたら『ハリー・ポッター』そのものの弱点なのかもしれない。
*で、あら捜しはもういいから、良かったこと:
「クィディッチ」のシーンが、すごかった!!
合成した画面とは思えないほど「自然」なのだ。
これさえも、見誤ると「物足りない」と思われるかも……
でも、私は「クィディッチ」という、マグルにはゼッタイにできっこない球技を
実際に見れたら面白いだろうなあ、とずっと思っていたのだった。
で、見ているうちに、この世には本当に、普通に、「クィディッチ」という競技があるんだ、
という気がしてしまっていた。
日本にはチームはないの? とか。
終わりに
これは小説を英語と日本語の両方で読んだときから、ほんの少し感じていたことだけれど、
少なくとも『ハリー・ポッター』シリーズの第1巻『〜賢者の石』は、
「11歳の心」で楽しめるお話なのだ、と思う。
それをたとえば「子供だまし」とか言ってしまうのは、
私には「見当外れ」と思えてしまうのだ。
ただし、「大人の目」でも考えさせられる要素がいくらでも盛り込まれているので、
ついつい大人の楽しみ方をしたくなってしまう、というところがあるのかもしれない。
あんがい、見当外れなものを求めてしまうことが多いのかも。
私は確かに、薄々感づいていながら、ちょっと見当外れだったかもしれない。
だから「物足りない」なんて言い出すのだ。
2巻以降も映画化されるのだろうか。
とても楽しみだ。
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★2・記念日
今日が22年目の「記念日」だ。
不思議だ。
あれからとても遠いところに来てしまったんだ、と思う反面、
それでも私は私で変わっていないんだ、とも感じる。
そういうものなのだろうか。
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★3・観劇(……5?)
↑数字を入れるのはもう止めよう(-_-;
だって、このままやってると、数字を入れ続けなければいけないような気がしてきそうだから。
何はともあれ、今日もまた、演劇を観に行った。
劇団Rin『やさしさよりも軽い死に生きて』だ。
で、その感想なんだけど。
例によって前置き長いです。
まず、前置きの前置き。
はっきり言って、「初心者のくせに理屈っぽいやつ」です、私。
先に白状するので、どうか私の評価をあまり気にしないでください。
次に、前置きの本体。
私にとって、このお芝居は「反面教師」的にいろいろなことを教えてくれた、と思う。
その意味で、観に行ってとても良かったと思う。
さて、感想の本体(やっとかよ?!)。
・小劇場じゃなくて「ホール」でやるお芝居を観たのは、確か十数年ぶりだったはず。
小劇場と大きく異なるのは、なんと言ってもその規模だ。
だから、理屈抜きで「人間が小さく見える」。
ということは、小劇場のお芝居よりも、ずっとずっと動きが大きくなければいけないのだろう。
でも、だからといって、小劇場で多分に「実験的」な意味合いも含めて作り上げられる
「動き」
と同じようなことを、ホールの高さのある舞台の上で安易にやってしまうのは
正解ではないのだろう。
だったらどうすればいいのか、ということは私にはわからない。
正直なところ、今回のお芝居は、全体的に「動きが少ない(小さい)」と感じてしまった。
お話の内容が、法廷のシーンを軸にして成り立っていることもあってか、
動きを創ること自体も難しそうだったなあ、と思う。
・でも、セリフから自然に沸き起こってくる体の動き、というものはあるのでは、とも感じた。
体の動きだけでなく、セリフまわしっていうかイントネーションとかアクセントとか……
全部含めて、セリフの「解釈」のことなのかもしれない。

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12月09日(日)
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