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M単★ランキン@馬券道場名人の日記
by ランキン
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■ランキン馬主への道? その394 イスラボニータ、マイルCSは無念の3着
2015年11月22日
美浦TC
11月22日(日)京都11R・マイルチャンピオンシップ(G1・芝1600m)に蛯名騎手で出走、馬体重は4kg増の480kgでした。スタートでやや立ち遅れ、道中は中団の内でレースを進めました。勝負処でもじっと追走して、直線では内を突いて追い出すと、素晴らしい脚を使って前に迫っていきました。内から先行馬を捕らえましたが、さらに外から抜け出した勝ち馬、2着馬には届かず、0秒2差の3着まででした。
騎乗した蛯名騎手は
「ここ最近、ゲート内で首を上下に動かすことがあって、毎日王冠ではそういった面を見せていました。毎日王冠はそれで立ち遅れてしまって、天皇賞ではそれはなかったのですが、今回はまたそういった仕草を見せていました。結果、ゲートが開いたときに跳び上がるようなスタートになって、立ち遅れてしまいました。その後も思ったよりも位置取りが悪くなって、直線では地力でここまでよく来ているのですが、届き切りませんでした。やはり力のある馬で、よく頑張っているのですが、やはりスタートの後手が最後まで響いてしまいましたね。申し訳ありませんでした」
と頭を下げてコメントしていました。
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体重はまさかのプラス。かといって太い事はなく、パドックの出来は素晴らしいものでした。適度に遊びもあって状態は非常に良かったと思います。
ゲート入りもスムースだったのですが、最後の馬が入るあたりからガチャついてるのがターフビジョンからわかりました。
「落ち着け!落ち着け!」
…と叫ぶ。
スターターも一旦収まったのを待ってくれた感じでスタートを切ってくれたのですが、出遅れてしまいました…。あとでパトロールを見たらダイワに寄りかかって迷惑を掛けてますね…。そのあとアルマワイオリにもぶつかって…。
一旦最後方。さすがにこの時点でかなり今回のレースは厳しいものになってしまいました。
その後は蛯名騎手は可能な限りポジションを押し上げてくれ、コースロスなく追走、3角から4角で息を入れて、そして直線でもダイワについていくのではなくうまく空いた進路を確保してくれたと思います。
ただ、想定したようにスローな(本来ならイスラボニータにとってもってこいのはず)流れでしたので、ある程度前にいないと厳しいレースでしたね…。
よく追い上げたものの3着。サトノアラジンに負けなかった事だけが救いです。
勝手に自滅してしまったイスラボニータですが、モーリスには完敗です。外枠から前に壁がない状態から自力だけでスパートして1馬身1/4差をフィエロにつけてますから…。モーリスを称えるしかありません。
ただ、あえて負け惜しみを言わせてもらうならば、イスラボニータが互角のスタートを切って、モーリスとの真っ向勝負を見てみたかったな…と。
今回、イスラボニータ史上初めて上がり3ハロン33.0でメンバー中1位を記録しました。しかし、モーリスは外枠から壁をおかずにイスラボニータより前の位置どりから上がりは0.1秒差の33.1。質からいえばモーリスの方に価値があるのは当然で、結局のところ上がり3ハロン1位があるかなんかなんてどうでも良かったのです。
後方に待機してる馬の方が上がりはいいのは当たり前の話ですから。
私はとにかくイスラボニータにあと一つG1を勝ってもらえればそれで満足なんですが、なかなかその一つが難しいですね。
でも、イスラボニータはこの秋よく頑張ってくれました。さすがにこれで休養に入って、また中山記念あたりから始動…という事になるでしょう。
あと1年はイスラボニータの競走能力のピークはあると思うので、G1への挑戦は諦めないで応援したいと思います。今日はお疲れ様、イスラボニータ。
また頑張ろう、イスラボニータ。
11月22日(日)
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