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M単★ランキン@馬券道場名人の日記
by ランキン
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■ランキン馬主への道? その177 イスラボニータ、目標はダービーに正式決定!
2013/10/23
美浦TC

レース後も馬体に変わりはありません。

精神的にリラックスさせるため、きのう22日(火)はプール調教を行いました。

きょう23日(水)は角馬場で体をほぐしたあと、坂路でハッキングキャンターを乗られています。

栗田博憲調教師は

「来年のダービーに合わせたローテーションを考えていきたいと思います。これからは距離を短くするのは避けたいです」

と話していました。

今のところ11月16日(土)東京・東京スポーツ杯2歳S(G3・芝1800m)に蛯名騎手での出走が有力です。

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・・・という事で、イスラボニータはクラシック路線、そしてダービーを目標とする事になりました。また、距離短縮は避けたいとの事で、暮れの大一番朝日杯FSも回避・・・になりそうです。


しがない貧乏一口馬主としては、まず勝ち負け出来そうで、事実上ラストクロップとして最後のチャンスとなる父フジキセキとの親子制覇の夢、何よりも目先の朝日杯の賞金7000万に目が眩んでいたわけですが、出る可能性がほぼゼロになったという事で、ちょっと残念というのは正直な気持ちです(笑)。

しかし、我々以上に「目先のG1」のタイトルがノドから手が出るほど欲しいのは、シンコウフォレストの高松宮記念以来15年G1を勝っていない他ならぬ栗田博憲調教師かもしれません。

そんな、この道30年以上の大ベテラン栗田博憲調教師から「距離短縮は避けたい」、そして「ダービーに合わせて」という言葉が出た以上、我々はそれを尊重する以外ないでしょう(てか、どっちにしろ何も言えないんですけどね)。


栗田博憲調教師の「距離短縮は避けたい」という談話ですぐに思い出すのはリーチザクラウンです。

この馬はイスラボニータと同じように雄大で素晴らしいフットワークの馬だったのですが、新馬戦(1800m)、未勝利(1800m)と続けて1800mを使ってきたのに、賞金を加算するために阪神芝1600mの千両賞を使いました。

千両賞はカネヒキリのJCD当日で私も現地にいて、リーチザクラウンの強さを目の当たりにしたわけですが、スピードに任せて逃げて圧勝した内容に嫌な予感もしました。

リーチザクラウンはこの千両賞を使って(しかも逃げて)しまったために、その後制御が利かなく引っ掛かるような馬になってしまったと思っています。


スタートさえ決まれば朝日杯の舞台である中山芝1600mは3コーナーまでは下り坂ですから間違いなく「流れて」、イスラボニータにとっては比較的やりやすい舞台だと思います。

しかし、一度マイルの急流を経験してしまうと、馬がそのペースで走ろうとしてしまうので、中距離のゆったりとしたペースでは引っ掛かってしまう恐れがあります。

栗田博憲調教師はこれを避けたい・・・という事なんでしょう。

まあマイル路線に戻すのはいつでも出来ます。しかし、イスラボニータがダービーに挑戦出来るのはこれから8ヶ月だけの一回こっきりのチャンスですからね。OKです。


そういう訳で、まずは中3週と間髪入れずに東京スポーツ杯2歳S(G3)へ向かうようです。これはいちょうSと同じ東京芝1800mが舞台。

主なライバルとしては・・・

新潟競馬場で、8分以下の仕上げながら大物感たっぷりの競馬で新馬勝ちしたサトノの真のラストボス「サトノアラジン」。


マイネルの岡田総帥こと岡田繁幸さんがグランパズドリーム、コスモバルク等で果たせなかった悲願のダービー制覇をこの馬で・・・と目論んでいる地方の刺客プレイアンドリアル。


イスラボニータ同様、荒削りな競馬ながらも一戦ごとに力つけつつ連勝してここに臨むウインマーレライ。

野路菊Sで、最後方から全馬をごぼう抜きして一躍その名を挙げたサンダラス。

いちょうSではイスラボニータの後塵を拝する3着ながら、最後は猛然と追い込んできていた素質馬クラリティシチー。

などなど。

自分の愛馬が出るレースながら、かなりの好メンバーが揃う事になりそうです。



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