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M単★ランキン@馬券道場名人の日記
by ランキン
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■今週の注目馬
★マイネサマンサ

8/9のランキン日記に

「クイーンS 〜中略〜 実績馬★マイネサマンサも人気になりそうだが、洋芝は未知数だし、むしろ、さらに短縮となる1600mがいいだろう。ここでは先行、惨敗してM単『酔いどれseven』大会の開幕週の高速馬場の中山競馬場、京成杯AHに人気を落として出てきてほしい。」

と、書いたとおりココに出走してきてくれた。相手はかなり骨っぽくなったが望むところです。


前走、私が同馬を買わなかった一番の理由は「時計の掛かる重い洋芝は合わないだろう…」というものでした。

ところが、実際の札幌競馬場の馬場は、例年に比べればかなり速い時計が出ていたので★マイネサマンサは好走してもおかしくなかった。


そして、レースは★アズマサンダースがハナを奪う意外な展開に加えて、ペースも速く、掛かり癖のある★マイネサマンサには絶好の展開になってしまったか?…とレースを見てる最中は焦った。

しかし結果はご存知の通り、★デアリングハートが絶妙のタイミングからのマクリと素晴らしい豪脚を披露しての圧勝。

★マイネサマンサが来ない…という予想自体は結果的に当たりましたが、その内容や展開は想定外でした。


レース後の★安藤勝騎手のコメントは

「予想に反して行く馬が多かったですね。ペースも速かったし、妙に折り合って手応えがなくなってしまいました」

これだと何かよく判らないが、なにも難しく考える必要はないと思います。前走★マイネサマンサが敗れたのは、ごくごく単純に

「ハイペースに巻き込まれてバテた」

というものだったと私は推測します。物事は難しく考えるとヨクナイデース!


パソコンをお持ちの方は、適当なインターネットの競馬データベースで着順一覧(参照PC向け:keiba@nifty)を見て頂ければ判るが、レース前半に前目の位置取りにつけていた馬が後方に敗れ去り、前半に後方にいた馬ほど上位に来た。勝った★デアリングハート一頭のみ前半6番手からまくり圧勝だったが、これはこの馬だけが本当に強かったとも言える。他の馬に関してはキレイに前半に位置取りに反比例しているのがお分かり頂けよう。

一頭だけ★マドンナブラボーが前半13番手でそのまま12着に敗れているが、これはこの馬が「普通に弱かった」と結論づけていいだろう。…というのは、★マドンナブラボーは★ブルーメンブラッドがレコード圧勝した次走大倉山特別で、内枠有利の札幌芝1500mで1枠1番という恩恵を受けながら最下位の14着だから、異論はないと思います。


クイーンSの勝ち時計1:46.7はここまでの札幌芝1800mではダントツに速かった(2位のレースは1:48.5)。

そして、このクイーンS組がことごとく次走で激走しています。


3着★レクレドールは札幌記念で2着。5着★チアフルスマイルはキーンランドC1着。6着★ブルーメンブラッドは1000万下をレコード圧勝。


★マイネサマンサは強い馬なので、距離が2000mのマーガレットSや秋華賞でも好走していますが、本質的にはスピードをフルに生かせる芝1400〜1600mあたりがベストだと思います。


中山芝1600mは中山競馬場の最も高いところにある1角ポケットからスタートし、3角までにの約900mで約5mの下り坂。そのあと3Fが平坦で最後の急坂…というコース設定。

★ゼンノエルシドがマークした驚異のJRAレコードタイム 1:31.5が出たレースとコースがこの京成杯AH。半年間コンディションを整えた秋の第4回中山開催は例年絶好のスピードコースとなる。

★マイネサマンサの父ディアブロはナイキアディライトや同馬など多種な産駒を輩出しているが、芝・ダートを問わない単調なスピード馬…というのが基本的な特徴。

一番ディアブロらしい馬は★エースインザレースあたりか。★エースインザレースが42週の休み明けを逃げ切ったレースは奇遇にも中山芝1600の東風(コチ)S。


ダラダラと書いてしまったが、今度もスピードに任せていけばよい。


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09月07日(木)
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