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江草 乗の言いたい放題
by 江草 乗
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■それは危険運転です!


 鹿児島県で踏み間違いによって死傷事故を起こした85歳の女性の裁判が行われ、禁錮3年執行猶予5年という判決が出た。裁判の中で被告は75歳以降6回の交通事故を起こしていたことが明らかになった。オレは不思議に思ったのである。6回も事故を起こした危険な高齢ドライバーになぜ運転を続けさせたのかということである。家族からは「運転をやめろ」という忠告はなかったという。それならなお責任は重いのである。6回も事故を起こす危険なドライバーを放置してついには死亡事故を起こしてしまったということは、その危険運転を黙認した家族にも同様の罪があるのではないか。

 失われた命は戻ってこない。しかもこの事故は、横断歩道を渡ってるときに踏み間違いで吹っ飛ばされるという悲惨な事故であり、このようなドライバーは懲役20年くらいが相当だとオレは思うのである。少なくともオレが被害者側の家族ならば断じて許せない。それこそ家を売ってでも賠償させたいと思うだろう。もっとも加害者が任意保険に入っていてそれ相応の賠償はできていたのかも知れないが、それならなおオレが思うのは、こんな悪質なドライバーの起こす事故のせいでオレのような優良ドライバーは高額の保険掛け金を払わされるのである。だからオレも被害者みたいなものである。

 裁判官は「日常的に運転していて6回の事故というのは多いとは言えない」と執行猶予を付けた理由にしている。それにも腹が立ったのである。それは絶対に多すぎる。オレはもう何十年も無事故である。毎日運転しているが事故なんか起こさない。おそらくオレ以外の普通のドライバーもそうである。交通事故というのはごく一部の下手くそやまともな判断能力のないドライバーが起こすのだ。だからこそそういうドライバーには免許を与えてはならないし、展示車を勝手に乗り回して歩道に突っ込んで人をはねるような頭おかしい人間にも絶対に運転させてはならないのである。オレはその裁判官もきっととてつもなく運転が下手な人間だと思ったのである。普通の人は事故を起こさない。自分の下手くそを基準に変な量刑にしないでくれよと言いたいのである。

 オレの母親は70代半ばまでMT車を運転していたが、駐車場でちょっとした接触事故を起こしたことをきっかけにオレは運転を禁止した。母にはそれまでに何度かの事故歴もあって、それほど運転が上手とは言えないこともオレは理解していた。母が主張する「ぶつかられた」というのも,今思えばおそらくは回避可能な事故だったはずである。運転が上手であるということは、他の車からのもらい事故もある程度回避可能である。母は若い頃に西名阪道路で中央分離帯よりに停車していた車を回避しようとして接触事故を起こしている。そういう危険な状況に遭遇しても早めに前方の状況を把握すれば回避可能である。「あんなとこに止まってる車があるとは思わなかった」と母は言い訳していたが、そういうアクシデントが路上で起きるからこそ注意しないといけないのである。中国縦貫道での桜塚やっくんの事故はおそらくは居眠りで分離帯に激突して起きた事故であるが、高速道路を走るときは常に周りに無法者や下手くそがいる可能性を考えて走るべきなのだ。突然後ろから時速165キロで広末涼子が来るかも知れないのである。

 当時母はスバルドミンゴを運転して孫や友人を乗せて出かけたりしていたが、もしも事故を起こして誰かにケガをさせてしまったりしたら取り返しが付かない。幸い妻もMT車を運転できたのでそれほど困らなかったけれども。もしもAT車を運転していたら踏み間違いの重大事故を起こしていたかも知れないわけで、そういう意味では母が若い頃に免許を取得していてMT車の運転ができたことはよかったと思っている。

 オレは免許返納するときは潔くしようと思ってる。80歳を過ぎてまともに運転できるとは思わないし、誰かをはねてしまうなんてことは絶対にあってはならないわけで、下手になったと思ったらその時はちゃんと運転をやめたい。人に迷惑をかけたくはない。


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01月20日(火)
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